6月12日が恋人の日である本当の由来!送るべきプレゼントを解説!

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「恋人の日」と言われる6月12日。

日本ではあまり馴染みがない方が多いですが、ブラジルではとても有名な記念日として知られています。

では、その由来は何なのでしょうか?

それは欧米諸国で縁結びの神様&女性の守護神としても人気の高い聖アントニオが関係しています。

この記事では、その由来について詳しくみていきます。

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6月12日が恋人の日な由来は?

ブラジルでとても有名な記念日「恋人の日」。

この由来には、縁結びの神様&女性の守護神である聖アントニオが強く関係しています。

聖アントニオはとても話が上手で、熱心に人々に愛を説いていたことから「縁結びの聖人」として親しまれるようになりました。

1193年6月13日に病気により36歳の若さで亡くなるのですが死後も人気が衰えることはなく、命日が「聖アントニオの日」という記念日になっています。

その命日の前日6月12日を「恋人の日」として、1952年にブラジルのサンパウロ商業協会が定めキャンペーンを行いました。

これをきっかけにブラジルの年中行事の一つとして定着したのです。

恋人・家族・友人など大切な人に対してお互いに贈り物を交換し、愛情と友情を深める日として広く知られています。

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6月12日の恋人の日はプレゼント送ったりするの?

ブラジルのサンパウロ地方では、恋人同士が写真立て(フォトフレーム)に写真を入れて交換しあう風習があります。

これはサンパウロ商業協会が行ったキャンペーンが、フォトフレームをプレゼントし合うものだったからです。

他にもマンジェリコンというハーブを贈る習慣があります。

マンジェリコンとはバジルの仲間で観賞用としてはもちろん、ハーブティーにして味わうこともできます。

季節の花束もプレゼントとして人気です。

ブラジルではこの記念日に聖アントニオ像にカーネーションを捧げることから、恋人への贈る花としても選ばれています。

母の日のイメージがあるカーネーションですが、「無垢で深い愛」という花言葉があるので贈り物としてぴったりですね。

上記で挙げた贈り物と一緒に、愛のメッセージを添えて渡すことが一般的となっています。

日本でもフォトフレームを送り合う風習に着目しました。

1988年に全国額縁組合連合会が制定し「恋人の日」のPRに取り組んでいます。

最近はスマホ等で写真を撮り、そのデータを簡単に送り合う事が出来ますよね。

フォトフレームはあまり使用しなくなりましたが、これをきっかけに大切な一枚を大切な人に形として残るものをプレゼントするのも素敵だと思います。

6月12日の恋人の日はどんなイベントがある?

聖アントニオの地元はポルトガルの首都、リスボンです。

そこで毎年6月12〜13日にかけて行われるのが聖アントニオ祭という愛を伝えるイベントです。

男性が付き合っている女性に上記でも出てきたマンジェリコンを使った鉢植えを送って告白したり、結婚式を挙げるカップルもいます。

なんと結婚の支援金が出るといった風習もあるそうです。

13日の午後には、アルファマ地区にある聖アントニオ教会の聖人像の足元にカーネーションが添えられます。

またこのイベントは、漁師の大量祈願のお祭りでもあります。

ポルトガルの国民食であるイワシに因んで「イワシ祭」とも呼ばれ、通りにはたくさんの屋台が並びます。

さらに地区ごとにお揃いのユニフォームを着て行進する盛大なパレードが街を彩って行くのですが、これが結構圧巻なのだそう。

やはりゆかりの地では盛大にお祝いがされています。

恋人にまつわることだけではないというのが意外な点でした。

日本とはまた違ったお祭りで楽しそうですね。

まとめ

「恋人の日」についてご紹介してきました。

日本ではバレンタインデーやホワイトデーが主流なのでまだそこまで浸透していませんが、結構歴史のある記念日でしたね。

恋人だけでなく家族や友人間でも贈り物をし合う習慣が広まっているので、これを機に6月12日に大切な人とプレゼントしあってみても良いかもしれません。

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