雨雲レーダーを随時見るには?ナウキャスト、6時間、全国、Xバンドなど

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「台風が近づいています」「来週は雨きです」「集中豪雨に注意」。

天気予報を見ると、こんな予報を見かけることがありますよね。
雨が降ると、なにかと予定が狂いがちです。こんなときに、役立つのが雨雲レーダーです。
今回はリアルタイムの動き、6時間の動きや全国の様子など観測している便利な雨雲レーダーについてお伝えしていきます。

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雨雲レーダーを随時でチェック! ~リアルタイムで見たい!~

3時間前の雨雲の動きや、現在までの雨雲の動きを10分単位で見ることが出来る雨雲レーダーがあります。

それが、日本気象協会が提供している「tenki.jp」(https://tenki.jp/radar/)です。
tenki.jpでは、Webサイトを開くと、すぐに警報が出ている地域をお知らせしてくれているので、瞬時に自分が住んでいる地域の雨情報が察知できます。

また、雨の強さのレベルも大切な情報です。
雨のレベルは、お知らせのすぐ下、日本全国の地図で知る事ができます。
50㎜/h~1㎜/hのそれぞれ強さによって色分けしているので地図を見るだけでも把握することができます。

雨雲レーダーのリアルタイムを知りたい方は、ぜひご活用ください。

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ナウキャストの雨雲動画も優秀!

降水ナウキャスト(https://www.jma.go.jp/jp/radnowc/)は、5分毎の1時間先までの雨の強さの様子を連続的に再生できます。気象庁の気象レーダーによって5分毎の雨の強さの分布を観測しているため、このような連続的な再生が可能になっています。かなり優秀です。
とくに雨雲が発達している場合、雲の動きも早いので、こういったレーダーをしっかり追っていくことで、次の1手を考えることができます。

使い方も簡単で、ページを開くと左上にある「動画方法」と「動画表示」という部分を選択し、「動画開始」と「動画停止」のボタンをクリックすると動画を再生できます。

雨雲レーダーで全国的に6時間後の動きを見るならココが簡単

6時間後の雨雲の動きを見るには、「tenki.jp」は操作がとても簡単です。
というのも、開いたページのすぐ下にスクロールすると全国の地図が出てきますが、すぐ右下にある三角マークをクリックすると1時間から6時間後の雨雲の動きをシュミレーションしてくれます。

「実況」では、2時間前からリアルタイムの0分前までの動きを教えてくれ、対して「予報」では「予報」では、6時間後の雨雲の動きを教えてくれるという風に分かれています。

他にも、Webページの上部へ行くと、「豪雨レーダー」というコンテンツがあります。
これは、日本地図上に半径200㎞から半径600㎞までを円で分かりやすくライン分けしているサービスで動画再生も可能です。

特にどうしても車で移動しなければならないといった方やあとどれくらいの時間でこの地域に豪雨が到達するか?など情報が必要な方には強い味方といっても良いでしょう。

ナウキャストは、実はXバンドレーダも利用している

ナウキャストは、正しくは高解像度降水ナウキャストとも呼ばれます。

高解像度と言われる由縁は、やはり観測データのレベルが高いというところでしょう。
というのも、気象庁は全国の20箇所に、リアルタイムの防災情報や短期的な降水予報などにも利用される高性能気象レーダーを設置し、全国的にレーダーで雨量を観測しています。(気象ドップラーレーダーというものを用いています。)

これの情報にプラスαで、気象庁や国土交通省、そして地方自治体が持っている全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラ、ラジオゾンデの高層観測データ、さらに、国土交通省のXバンドレーダのデータも活用しています。

これだけの情報を活用しているからこそ、250mの解像度の降水分布が実現され、よりせっかくな情報を私たちに届けている、というわけなんですね。こういった技術力には、ただただ脱帽してしまいますね。

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