車/自動ブレーキ搭載してもサポカー補助金貰えない?対象車でも?

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2021年11月から「国産新型車」すべてに
自動ブレーキを搭載するよう義務付けた制度が
「自動車の自動ブレーキ義務化」です。

搭載車購入の際に補助が出ていましたが、
残念ながら2021年11月29日に受付を終了
しています。

近年特に高齢者のアクセル・ブレーキの
踏み間違えによる事故の報道を目にする機会が増加したと思いませんか?

高齢者と限定せずとも、
私たち自身もパニックになって
踏み間違えによる重大事故は絶対に起こさない!
ということは言い切ることが出来ない
です。

そのような人間の判断ミスにより
引き起こされる悲惨な事故を減らすために、
安全をサポートするためのシステムが
最近の車には多数搭載されていますよね。

走行レーンを逸脱すれば知らせてくれたり、
車を含む前方の障害物が近づくと
ブレーキをアシストしてくれる機能などがその代表例です。

新しい車が出るたびに機能が進化しているので、
私も数年前に車の買い替えを検討した際には
無理を押してでも保険のつもりで新車を購入しました。

その機能の高さに対価に見合うだけの価値はあった、と満足したほどです。

それから数年は経っていますが、
現在国産車の新型モデル車を購入すれば
自動ブレーキ機能が標準装備されているのは
更に安心といえるでしょう。

しかし自動ブレーキのような
便利で安全性を高める機能、
もし今乗っている車に取り付けができるのなら
ぜひしてみたい、と思う方もとても多いでしょう。

自動ブレーキ機能を後付けで取り付ける、
といったことは現実問題可能なのでしょうか?

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車の自動ブレーキは後付けできるって本当?義務化対象車

まず勘違いしやすいのは、
「自動ブレーキ機能」の後付けです。

実際は自動ブレーキは警報装置などといった
自動車の様々なシステムと連動させているものではないです。

そのため、
相当な工事が必要とみられることから
後付け品は存在していません。

残念ながら、
自動ブレーキ搭載の自動車を購入する場合は
新車を購入するしか道が無いのですが、
ここにも注意が必要です。

新車購入時の注意

自動ブレーキ義務化の対象は「国産新型車」となっています。

しかしこれは「新モデルの国産車」のことを表し、
フルモデルチェンジ品・全く新しいモデル品が対象となります。

よって新車でも2021年11月以前のモデルには搭載がされておりません。

非搭載モデル品への装着義務化は
2026年7月頃が予定されていますので、
マイナーチェンジを繰り返すような人気モデルの場合はまだ先が長いですね。

現在車の買い替えを検討し、自動ブレーキに関心があるなら、
詳細はディーラーに確認するのが最も確実な方法となりますよ。

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サポカー補助金は対象車でも給付されない?そもそも対象車は?

さて、先の通りサポカー補助金は終了していますが、
対象車は2通りとなっていました。

まずは2021年11月以降発売の国産新モデル車
そしてもう一つは「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を取り付けた車です。

自動ブレーキは後付け不可ながら、
この「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」は
手持ちの車に取り付けができるものとなっています。

急なアクセルの踏み込みを認識し、
自動車が急発進しないように調整するものです。

これは停止はできないが
緩やかに車が発信することから
重大事故の防止に繋がるもの
でした。

これらの何れかの機能を備えた車に加え、
「令和元年度に65歳以上となる方」からの申請が対象となっていました。

サポカー補助金制度自体は2020年3月から開始。
当初は「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」
「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」付きの新車・中古車が対象でした。

自動ブレーキ機能は
「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」機能を
さらに進化させたもの
、と考えてよいでしょう。

しかし予算も上限があったため、
自動ブレーキ機能搭載車対象車が世に出てから
1か月もたたずに補助金は終了しております。

まとめ

補助金が終了しているのは残念ですが、
アクセルとブレーキの踏み間違えによる
重大事故がなかなか減少していないのも現実です。

財源の確保も大変でしょうが、
安全機能搭載の車に対する補助は
積極的にするべきであると思います。

何よりも悲しい事故を防ぐために、
国も個人も積極的な投資を行う意識を持つことが
大事ではないでしょうか。

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