結論!コーヒーを有効活用すれば体脂肪除去・太りにくい体質を作ることは可能です。
毎朝、ただコーヒーを好きで飲んでいるそこのあなた。
コーヒーに潜む素晴らしい特性を知り、うまく生活に組み込み健康ライフを楽しんでみませんか?
コーヒーにダイエット効果があると言われる本当の理由

毎朝一杯のコーヒーは欠かせない!という方は多いのではないでしょうか。
その一杯にはある成分が含まれています。
「カフェインとクロロゲン酸」です。
この2つの成分がダイエット効果に大きく関係しています。
この記事を読めば、
コーヒーの持つダイエット効果を理解した上で、
日々のコーヒーライフを楽しむことが出来ると思います。
ダイエットに関係する2種類の成分
・成分1:カフェイン
コーヒーには、覚醒作用でよく聞くカフェインが入っています。
1日に健康的に摂取してもいいカフェインの量は、成人では体重あたり3㎎/kgです。
種類によって違いはありますが、
コーヒー3杯(600ml程度)の400㎎が健康上限と言われています。
【カフェインの作用】
(1)脳を興奮状態へ。
リラックス効果のある神経伝達物質(アデノシン)を阻害することで、脳を興奮状態にすることが出来ます。
この作用がよく知られている、「眠気予防、集中力を保つ等」に役立つものです。
(2)体脂肪を分解し、エネルギーとして使用できる脂肪酸に変えます。
体脂肪は体の様々な部位に蓄えられています。体脂肪を減らすためには部位に蓄えられた脂肪を燃焼できる形(=脂肪酸)に変えなければいけません。
この手助けをしてくれるのがカフェインです。
・成分2:クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
聞きなれない成分かもしれませんが、コーヒーの成分容量でいえばカフェインよりも多く含まれています。
ポリフェノールとは、植物が光合成によって生成する抗酸化物質です。
現在分かっているだけでも8000種類以上が見つかっています。
【クロロゲン酸の作用】
(1)アンチエイジング効果を持つ抗酸化作用。
抗酸化作用には、体の酸化の原因となる活性酸素の働きを抑える効果があります。
活性酸素が原因で発生するシミ・しわ等の老化予防につながります。
(2)糖を分解する酵素を阻害し、血糖値の上昇を防ぎます。
腸内で分解された糖は、血液中に取り込まれ、筋肉・臓器に運ばれた後、エネルギーに変わります。
ここでエネルギーに変換されず余ってしまった糖質は、体脂肪として蓄えられてしまいます。
そのため、糖の分解を阻害することで、血液中に糖が取り込まれなくなり、その結果、血糖値の上昇が抑制されます。
この2種の成分の効果により、コーヒーは「除脂肪効果を促す飲みもの」として確立しました。
【実践中】私のやっているコーヒーで除脂肪ライフ

ここからはコーヒーの効果を使って私のやっている健康除脂肪ライフをご紹介します!
朝の日課
私の一日は寝起きのコーヒーからスタート!
コーヒーを飲みながらその日の予定を確認し、読書を進めます。
30分位を目安に外にでてウォーキングをします。
起きてから30分を目安にウォーキングを始める理由は、
カフェインの除脂肪効果が30分~2時間程度で発揮されるからです。
早朝のおなかが空いている時は、
血液中の糖質が枯渇しているため、臓器に蓄えられた脂肪を分解しエネルギーに変えます。
この脂肪分解の手助けをしてくれるのが、コーヒーに含まれるカフェインです。
それに朝の運動には一日の代謝を上げやすくしてくれる効果、「目覚まし効果」もあります。
一石何鳥にもなりますね♪
朝のこの日課は欠かせないものになっています。
コーヒーの楽しみ方
インスタントコーヒーの焙煎度を変えたり、
自分で引いた豆を使ったり毎日の代わり映えを気軽に楽しめます。
また普段はブラックを飲む方も、
たまには少し甘くして、ミルクを入れてカフェオレにして飲みたいという方には必見!
おすすめのメニューがあります!
お勧めは、「脂肪ゼロの加工乳と100%植物由来の甘味料」を使ったカフェオレです。
脂肪ゼロの加工乳成分はカロリーOFFなうえに、カルシウムを多く含んでいます。
毎回の食事からの摂取が難しいカルシウムが補えることはうれしいですね。
- インスタントコーヒー Blendy
… 一杯あたり 2g
… カフェイン50~110㎎
… ポリフェノール(クロロゲン酸)410㎎
コーヒーには、実はデメリットもあります…これだけ気を付けて!

コーヒーのいい点ばかりを紹介しましたが、もちろんデメリットも存在します。
・胃酸の分泌を促されることで腹痛が起きる。
これは上記した2種の成分が胃酸の分泌を促進してしまうことで発生しています。
悪化してしまえば、胃潰瘍等の原因になってしまうこともあります。
一定量以上飲みすぎると、発生しやすいのでご注意を…。
・覚醒効果により睡眠効果の妨げになる。
カフェインの作用をおさらいすればわかることで、
夜寝る前に飲んでしまえば質のいい睡眠の妨げになってしまいます。
カフェインの効果が切れるのが4~6時間と言われているので、夕方からのコーヒーには気をつけなくてはいけませんね。(私もここまでは気にしたことがありませんが…笑)
他にも、厚生労働省ホームページ食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ (mhlw.go.jp)にも記載があるように過剰摂取・タイミングには気をつけましょう!
まとめ
今回は健康除脂肪ライフに必要なピースとしてコーヒーを紹介しました。
- コーヒーには除脂肪に役立つ成分 カフェイン・クロロゲン酸の二種類が含まれる
- 早朝のコーヒーライフには一石何鳥にもする効果がある
- コーヒーのデメリットには気をつけ、適切な量・タイミングに気を配る
どんな食材・飲み物にもいい面と悪い面があります。
食材についてよく知り最大限いかしていきましょう!
将来を見据えた健康にこれからも尽力していきたいです。