だんだんと日中の暑さが厳しくなってきました。
特に今年2022年は全国的に空梅雨で、雨の量が少ない状態で梅雨明けとなりましたね。
さて、暑くなると気を付けないといけないのが「熱中症」です。
その熱中症の予防に、「朝ごはん」が有効な対策になるってご存じでしたか?
私は、朝が弱いので朝ご飯を抜いていることが多かったのですが、今回の調査で夏は朝ご飯を食べようと決めました。
熱中症や夏バテが心配な方に、「熱中症対策に朝ご飯」の理由を調査したまとめをシェアします。
熱中症対策のいろいろと、朝ご飯の関係

そもそもなぜ熱中症になるのか。
その原因は、体内から水分と塩分が汗として放出されて体が水分不足となり、体温のコントロールができなくなってしまうことです。
なので、熱中症になってしまったときには、とにもかくにも水分と塩分の補給、ということで水と塩分タブレットを取らせようと周りの人たちは頑張るのです。
でも、熱中症の状態になってしまうと、気分が悪くなって逆に水が飲めない、ということもあります。
実際に、熱中症になった子供の親が、無理やり水とタブレットを口に含ませても、結局吐き出してしまったという実例を聞いたことがあります。
なので、熱中症予防のためには、あらかじめ水分と塩分を体内に補給しておくことが重要です。
先ほども言ったように、熱中症になってしまうと食事も満足にできなくなってしまうので、そうなる前の朝の時間帯にとる食事、すなわち朝ごはんが熱中症対策として有効なのです。
大人になると、朝の時間が忙しくて朝ごはんをまともに食べずに仕事に行く人も結構多いのではないでしょうか。
そういう人こそ、少し早起きを頑張って、朝ごはんを食べるようにしましょう。
熱中症対策になる朝ごはんの献立

それでは、どんな朝ごはんがよいのでしょうか。
お伝えした通り、理想は、水分と塩分を補給できる食事。
ということはずばり「ごはんとみそ汁、焼き魚」という、「ザ・和食」な朝ごはんになりますね。
ごはんでエネルギーのもととなる炭水化物を補給。みそ汁で塩分と水分を補給し、味噌汁のみそと焼き魚からはたんぱく質が補給できます。
手間がかけられるなら、ご飯はおかゆにしてより多くの水分を補給できるようにしてもいいかもしれません。
お茶も、この時期は熱い日本茶を飲む人は少なくて、冷蔵庫に麦茶が常備されているご家庭も多いのでは。
なので、朝に意識して麦茶をもう1杯飲んで、水分を補給しておきましょう。
「私は毎日マイカー通勤で、エアコン完備の車に乗ってるから汗かかないし」と言ってる人も、駐車場に車を止めて会社の建物に入るまでの時間に意外と汗をかくようになるはずです。
ちなみに私は、摂取カロリーが多すぎたようで毎年の健康診断で注意されているので、ごはんとかパンではなく、ダイエットプロテインを飲んでいます。
これだとプロテインを溶かした水分も一緒に補給できるし、そのほかの栄養バランスも意外と考えられているようです。
ただ、屋外でアクティブワークをされている方にはお勧めできません(笑)。
まとめ
今回は「熱中症対策としての朝ごはん」の効果と、ふさわしいレシピについて解説してみました。
こうしてみると、「熱中症対策」だからといって特別なことをする必要はなくて、みんなと同じようなことを同じようにすればよいのだ、という結論になりますね。
改めてまとめてみて、確かに和食っていろいろと考え抜かれた献立になっているのだということを実感しました。
ただ、大豆にアレルギー体質がある方にはみそ汁はお勧めできないので、「みそ汁じゃないとダメ」というものではありません。
そのほか避けないといけない食材がある方は、「熱中症 朝ごはん レシピ」で検索してもらうと、ご自身に合う朝ご飯が分かると思いますので、ぜひ探ってみてくださいね。