引っ越し先の騒音どうしたら?費用請求できる?騒音有無の見分け方は?

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引っ越し後の騒音がひどい場合は、
マンションやアパートであれば
まずは管理会社に相談する方法が最善となります。

引っ越しは見知らぬ部屋に住むこともあり不安もあるでしょう。

とはいえ新しい生活が始まることも事実。
心躍るイベントでもあるはずです。

さまざまな部屋を内見してやっと決めた部屋。
新生活への期待感が高まりますよね。

しかし気になるのは近隣住民との関係。

さっそく引っ越し先での騒音トラブルについて見ていきましょう。

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引っ越したばかりなのに騒音が凄い!どうしたら…

騒音に関するトラブル、
実は少なくありません。

多く国土交通省の調査でも
「生活音」に関する居住者間のトラブルは、
最多という結果
が出ています。

住んでみて初めてわかる事も多数あり、
それが良い発見であれば支障はありませんが、
トラブルとなれば気分も落ち込んでしまいますよね。

騒音トラブルの判断で難しいのは、
人によって感覚が違うということ。

音は味覚・嗅覚といった
人間の五感と呼ばれるもののうちの一つで、
感じ方には個人差があることと言えます。

相手にとっては気にならなくても自分は気になってしまう。
またその逆のこともしかり。

相手は騒音を出していないつもりなのに、
というケースがトラブルの元になるのです。

ではどのように解消していけばよいでしょうか?

これは、管理会社を通じて対処してもらうのがベストです。

直接言うと角が立ったり、
トラブルに発展するかもという不安もあると思います。

そういった不安を少しでもなくすためにも
一度管理会社に相談することをおすすめします。

戸建ての場合。
そもそも上にも左右にも
家族以外の部屋がないことから
騒音に悩まされるケースは少ないでしょう。

ただ、悩まされるほどの音であれば
近隣も迷惑している可能性があります。

ご近所さんと一体になって対策を考えるのも方法です。

しかしそれでも騒音が止まず悩まされる。
その場合は最悪引っ越しをする、
という最終手段となります。
(なにか納得いかない気持ちになりますが…。)

しかし引っ越しってなかなか安くないもの。

賃貸の場合は敷金・礼金のみならず
入居に関するさまざまな費用が必要です。

金銭面以外にも新居を探す手間も必要。
引っ越しの荷造りといった労力も必要。

何にせよ不本意のままに
引っ越しを強いられることから、
お金を払うのに納得いかないのは当然の気持ちでしょう。

費用全額を騒音元に請求してやりたい
と言うのが自然な考えではないかと思います。

このような場合、引っ越し費用などは請求ができるのでしょうか?

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引っ越し先の騒音で引っ越した!費用は請求できる?

結論は請求可・不可のパターンに分かれます。

請求可能なパターン

騒音トラブルを管理会社などに相談しても
何も対策をしなかった場合です。

管理者は入居者が普通に生活できるように
しなければならないと言う義務に違反している、
として請求が認められるケースがあります。

あとは騒音元が以前も
同様のトラブルを起こしていた場合
です。

自分が住んでいる部屋の前の住人が
同様の理由で引っ越しをしていた場合などは
「管理側の告知義務違反」となり請求が認められることもあります。

注意しなければならないのは、
100%請求が認められるわけではないと言うところです。

明らかに管理面の不手際により
引っ越しせざるを得なくなった、
と証明ができれば良いのでしょう。

実際のところは労力もかかり
裁判ともなれば費用もバカになりません。

多くの場合は、高い授業料と思って
泣き寝入りすることがあるそうです。

請求不可なパターン

そして請求不可となるのは上記以外のケース。

例えば過去にあった戸建のケース。

隣の家の池に住むカエルの鳴き声が
うるさくて耐えられない、
と裁判を起こすも棄却されたケースがあります。

音を感じるレベルは個人差があり
絶対的な指針がないという理由から
です。

単に「うるさい」と主張するだけでは
認められないと言う実例となります。

近隣トラブルは騒音が最も多い点です。

とはいえ簡単に引っ越すことも
時間とお金に余裕がない大半の人にとっては大きな負担。

だからこそ、未然に防ぐことが重要です。

そこで、引っ越し先を選んでいる時点で
騒音トラブルの有無を見分ける方法はあるか?

見ていきたいと思います。

引っ越し先で騒音トラブルがないか見分ける方法は?

まずはその物件を管理している管理会社に
質問をすることが重要です。

そして、その前にできることとしては
その建物の構造を確認することです。

間取り図には必ずその建物の構造が記載されています。

  • 木造
  • 軽量鉄骨造
  • 鉄筋コンクリート造
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造

どれに該当するかを確認しておきましょう。

一般的には後者になる程、
作りが頑丈・音が響きにくい
と言われています。

無論木造だからと言って
全てが騒音に悩まされる、
と言う基準ではありません。

判断材料としては有効な要素となります。

例えばペットOKや楽器OKの物件などは
後者の造となっているケースが多いです。

騒音もさほど室内に響かないと判断できる大きな要因。

出来るだけ鉄筋・鉄骨コンクリートの方が良さそうってことなのね。

それらを合わせて確認することも有効な方法です。

見学時の音も気にしてみましょう

さらにチェックすべきは見学時の音です。

可能であればここぞといった部屋は
自分が最も部屋内で過ごす時間帯に、
数回見せてもらうことも1つの方法です。

ほかはマンション・アパートの
共用部分となる廊下やゴミ置き場などもチェック。

整理清掃状況が悪いと
管理体制に問題ありとの一つのサイン
となります。

これらに加え、最上階や角部屋などであれば
さらに騒音リスクを防ぐことができると言えるでしょう。

まとめ

引っ越しを何度も経験すると、
部屋選びというのは
運と縁の要素が大きいと感じることが多々あります。

だからと言って物件を内見もせずに選ぶものはNG。

立地や日照、雰囲気などと同じように、
あなたが音について気になるタイプなら、
チェックは必ず行うようにしましょう。

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