更年期はいつから?男性・女性、男女別わかりやすい症状まとめ

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何だか最近、やる気がない・イライラする。

これらの症状は、落ち込み気味である、
という意味合いの他にも、更年期の可能性があります。

この更年期は男性、女性問わず、
訪れることが不思議ではない症状です。

自分に何が起こっているの?
と気になっていたら、
今回の記事を参考にしてみてください。

自分の身体に起こっていることを
わかってあげることも大事なヘルスサポートです。

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更年期はいつから起こるの?男性の場合

1_更年期_男性
男性更年期は、
40歳前後から60歳代前半
男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が
減少する期間を指します。

男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が
減少する事で引き起こされる
心身の不調を男性更年期障害といいます。

更年期障害は、40歳代以降であれば、
いつでも発症する可能性があり、
50歳代から60歳代が最も多いです。

個人差があり、70歳近くでも
更年期障害が発症する人もおります。

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更年期はいつから起こるの?女性の場合

2_更年期_男性
女性更年期は、
閉経の前後5年をはさんだ10年間をいい、
一般的には40歳代後半から50歳代前半を指します。

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が
減少する事で引き起こされる
心身の不調を女性更年期障害といいます。

個人差はありますが、
更年期障害の落ち着く時期は、
閉経後5年ほどとなります。

閉経とは、卵巣の活動が消失し
月経が停止した状態をいい、
月経がない状態が12か月以上続いた場合、
1年前を振り返って閉経としています。

更年期に起こる症状のわかりやすいまとめ

3_更年期_男性
更年期障害は、男性と女性とで症状が違います。

男性の場合

男性ホルモン(テストステロン)には、
主に次のような働きがあります。

  • 筋肉や骨を強くする
  • ヒゲが濃くなる
  • 体脂肪を減らす
  • 判断力や理解力などの認知機能を高める

その分泌量が減少することで、
以下のような症状がでてきます。

  • 体の症状(筋肉低下、筋肉痛、関節痛、異常発汗、ほてり、肥満など)
  • 心の症状(興味や意欲の喪失、不眠、不安、集中力や記憶力の低下)
  • 血糖値やコレステロール値の上昇
  • 女性の更年期障害と同じような症状

女性の場合

女性ホルモン(エストロゲン)には、
主に次のような働きがあります。

  • 妊娠の準備(子宮内膜を厚くし妊娠に備える)
  • 女性らしい体づくり(肌や髪の潤い、ツヤ、丸みのある体をつくる)
  • 代謝を促したり、血管や骨を強くする
  • コレステロール値を抑えたり、肥満を予防するなどの生活習慣病から体を守る

卵巣から分泌されるエストロゲンの減少で、
自律神経の乱れがおこり、以下のような症状がでてきます。

  • 体の症状(ほてり、のぼせ、手足のひえ、異常発汗、頭痛、めまい、不眠(寝つきが悪い、眠りが浅い)、腰痛、肩こりなど)
  • 心の症状(イライラする、くよくよする、憂うつ、怒りやすい、倦怠感など)
  • 高血圧や骨粗しょう症

まとめ

男性更年期障害は、40歳代以降であれば、
いつでも起こる可能性があり、
終わりは、女性のような、
ある程度の期間が決まっているわけではありません。

女性更年期障害は、
閉経の前後5年をはさんだ10年間に起こり、
ある程度の期間は決まっています。

男性ホルモン(テストステロン)が減少すると、
中性脂肪やコレステロールの代謝悪化、
内臓脂肪や皮下脂肪が増えることで、
肥満や糖尿病、高血圧などの
生活習慣病に関わってきたり、
心筋梗塞などの重大な病気のリスクが高くなります。

女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、
ほてり、のぼせ、めまい、どうき、
情緒不安定などの症状がでてきます。

人生100年といわれる時代です。

個人差はありますが、
人生の折り返し地点あたりに訪れる更年期。

もとに戻そうではなく、
上手く付き合うという視点があると心にゆとりも生まれます。

日頃から、以下のようなことを意識して生活したいですね。

  • ストレスを溜めない
    一人で抱え込まずに、人に任せたり、相談したりすると良いですね。
  • 規則正しい生活をする
    消灯時間、起床時間、食事の時間など
    サイクルを一定にできる生活をおくりたいですね。
  • 適度な運動
    ウォーキングなどの有酸素運動を行うと良いですね。
  • バランスのよい食事
    ・昔ながらの主食(ごはんなど)
    ・主菜(肉類、魚介類など)
    ・副菜(緑黄色野菜、きのこ類など)
    ・汁物
    などを組み合わせた食事ができると良いですね。
  • 良質な睡眠
    睡眠時間だけではなく、
    どれだけ疲れがとれたかの質にも着目したいですね。
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