茨城県那須郡那須町にある茶臼岳の別称が那須岳です。
那須塩原市・那須郡那須町・福島県白河郡西郷村にまたがる成層火山群の総称で、日光国立公園に属する那須火山郡の総称。
茶臼岳は、那須連山の主峰であり、関東の代表的な活火山です。
軽装登山から本格的登山まで、楽しむ事ができる茶臼岳は多くの人々や登山家に愛されています。
山頂から眺める360度の壮大な景色や、迫力ある噴煙や雄大な景色を楽しむ事ができます。
茶臼岳は標高1915mで、低い山でも無くさりとて高い山でも無く、登山に丁度良い山ではないでしょうか。
那須岳のロープウェイで山頂へ!
那須ロープウェイを利用すれば、茶臼岳の9合目まで行く事ができるので、本格的な装備がなくても、気軽に山頂まで行くことが出来ます。
料金や営業時間、営業期間等
【営業期間】3/17~11/30(整備・修繕等により変動があります)
【営業時間】
・通常 8:30~16:30
・冬季 9:00~16:00
毎時 00分・20分・40分の20分間隔での運行
お客様の状況で変動あり。悪天候により運休となる場合もあります。
【料 金】・大人(中学生以上) 往復1800円 片道950円
・小人(3歳~小学生) 往復 900円 片道480円
※ 他に団体割引や障害者割引もあります。
那須岳の天気を確認しよう
平地とは違い山という事も有り、那須岳へお出かけの時は、天気予報のチェックも重要なポイントとなります。
天気予報サイトは色々な所が発信していますが、「JWA一般財団法人日本気象協会」が発表している、「百名山 那須岳」が一番良いようです。日本気象協会は、テレビ・ラジオ等への気象情報や解説の情報提供を、ほぼほぼ独占的に行っている、信頼性の高い情報源です。
※ https://tenki.jp/mountain/famous100/3/12/135.html
ただ、天気予報はあくまで予測である事を頭に入れておきましょう。
また、那須地方は日本でも有数の雷の多い地方ですので、万全の準備をしておきましょう。
那須岳の紅葉、見頃はいつ?
栃木県那須町にある日本百名山の一つ茶臼岳(那須岳)。秋はモミジ・ナナカマド・ドウダンツツジ等の紅葉が素晴らしく、関東を代表する紅葉の名所です。
見頃は10月1日~10月20日頃です。
真っ赤に紅葉する「姥ヶ平」は、見事としか言いようがありません。また、近くにある池からの眺めも最高です。年間をとうして人気の那須岳ですが、紅葉の時期は大人気です。ゴツゴツした山腹から麓にかけ、まるで色とりどりの紅葉の絨毯をひきつめたようです。
ロープウエイからも、美しい紅葉をみることが出来ます。
那須岳の登山
約1200年前の信仰登山からはじまった。と言われている那須登山の歴史。昔の人は山に登る時に六根清浄と唱えながら登山をしたそうです。
「どっこいしょ」の語源が六根清浄と言われています。
那須連山の登山者数は年間約40万人と大変人気です。が、単なる観光とは違う山岳登山。一つ間違えると大変な事態を招く事となりますので、準備は充分に、天気予報などの確認も大事な事です。
那須連山は、初心者からベテランまでが楽しむことの出来る見どころがたくさんある山々です。関東で一番に紅葉が始まり、格別な美しさです。
茶臼岳に登ると、ゴミ一つありません。登山者皆様のモラルの高さがわかります。
古来より茶臼岳は信仰登山の対象とされてきました。別名月山。山頂にまつられているほこらは、那須神社の奥院として、明治6年に高湯山を那須岳神社と改名したそうです。
現在の茶臼岳の名前の由来は、茶を挽くウスのような形をしているから、茶臼岳となったそうです。
初心者の登山に適している時期は、5月から紅葉の時期までが良いみたいです。
春の新緑・秋の紅葉を観に、茶臼岳に登ってみるのもいいのではないでしょうか。
那須岳へのアクセス
那須岳へのアクセスは、高速バス・路線バス・シャトルバス・車など色々有ります。
JRと路線バスを利用の場合
・新幹線
那須塩原駅下車→駅前より路線バス 山麓駅行(約70分)→終点(那須ロープウエイ)下車
・在来線
黒磯駅下車→駅前より路線バス 山麓駅行(約60分)→終点(那須ロープウエイ)下車
高速バス利用の場合
・新宿・東京→那須塩原リゾートエクスプレス号乗車→那須温泉
車(自家用車)利用の場合
東京から:東北自動車 那須IC(約201KM)
駐車場
・峠の茶屋駐車場(最上部)・・・無料 120台
一番上の駐車場なので、ロープウエイを使わず歩いて登る人には良いです。
・ロープウエイ乗り場前駐車場(3ヶ所)・・・無料 145台
ロープウエイ乗り場の正面とその前後にあります。登山以外の人が多く利用しています。