おからは、栄養価も高いイメージでヘルシーなため、
ダイエットによく登場するイメージを持たれている食べ物です。
定期的におからがテレビのダイエット番組などで特集をされて、
翌日には「スーパーから品切れ!」なんて、ニュースもありましたよね。
しかし、ダイエットに良いイメージを持たれるオカラ。
このおからには実際、どのような栄養や効能があるのでしょうか?
また、おからって
どうしてそんなに体にいいイメージをもたれるのか、
その正体をハッキリさせていきたいと思います。
ここでは、おからについて詳しく解説していきます!
おからのもつ栄養や効能は子どもから大人までおススメ!

おからのカロリーは100gあたりで110キロカロリーと肉などに比べたら断然低くなっています。
ですので、ハンバーグなどでカサ増しをしたり、
そのままおからハンバーグなどを作っても普通に美味しいです。
またおからには、カロリーが低いだけでなく、他にも嬉しい栄養や効能もあります。
・食物繊維
まずおからは食物繊維がたっぷりと含まれています。
食物繊維は腸の蠕動運動を活発にしてくれて排便を促します。
ダイエット中は便秘になりがちなので、この効能はとても相性がいいですね。
・タンパク質
またおからにはタンパク質も多く含まれています。
タンパク質は三大栄養素の一つであり、筋肉を作るのに必要不可欠な栄養素です。
実際、ボディビルダーや筋トレをしている人でもおからや豆乳を積極的に摂取している人は多く、筋トレに合わせておからを食べるとダイエットの効能も高まります。
・カルシウム
さらにカルシウムも多く含まれています。
カルシウムは骨や歯をを作るのに必要な栄養素なのは説明不要でしょう…。
このように体を作る上で必要な栄養素がおからには含まれているので、
子供から大人まで食べて欲しいとおススメできる食材です。
ちなみにおからは、大豆食品です。
なので、大豆イソフラボンも多く含まれています。
大豆イソフラボンはその名の通り、大豆に多く含まれる成分であり、
アンチエイジングや美肌効果などが期待できます。
このように、カロリーも低い上に、
栄養や効能がたっぷり含まれているのがおからなのです!
さて、このように、
栄養や効能がたっぷり低カロリーのおからですが、
なぜ、このような高機能食材なのでしょう?
その正体が分かると「なるほど!」と納得できます。
おからって何からできてる?正体はあの食材!?

おからは身近な食材ではありますが、実際はよくわからないことが多々あります。
おからとは一体何なの?
その正体に迫ります!
結論からいうと、おからの正体は大豆です。
日本人は大豆を使った食品を多く生み出していますよね。
醤油や納豆、味噌、豆腐、そしておから。
これらは大豆の栄養が豊富に入っており、古くより日本人の食生活を支えてきました。
ではその大豆、どのようにおからになるのでしょう?
その謎を解くカギは、豆乳にあります。
大豆から作られるモノの一つに豆乳がありますね。
豆乳は大豆を水に浸した後にすりつぶして、
その後水を加えて、煮詰めて濾して(こして)出来上がります。
ちなみに豆乳には無調整ものと調整のものがあります。
無調整のものは本来の豆乳。
調製豆乳は砂糖や果汁などで飲みやすく味を整えたものになります。
そのように大豆を濾したものが豆乳になるのですが、
そのときに残った絞りかすがおからになります。
おからはこのように豆乳の搾りかすから作られるため、
非常に安価で、庶民的な食材として古くから市民に親しまれていました。
「おから」という名称は茶殻(ちゃがら)など同じように、
残りカスという意味する「から」に丁寧の意味の「お」をつけて、
「おから」となっています。
またおからが白いことから、それをウツギを指す卯の花に見立てて卯の花と呼んだりもします。
おからは、さっぱりとした味付けで大豆からできている。
だからこそ、低カロリーで栄養が豊富だったというわけなんです。
カサ増しとしても最適で、色んなダイエットにも使われていますよ~。
まとめ
おからは味もさっぱりしているため、レシピにも非常に使いやすいです。
そして栄養価も高くて値段も安いという、非常に優等生な食材です。
ぜひ食卓におからをうまく取り入れて、
毎日の健康を支えるひとつの食材として役立ててみてくださいね。