SNSが悪意のある別人に乗っ取られる被害が後を絶ちません。
SNSが乗っ取られてしまうと、何が問題なのでしょう。
具体的には、これまでため込んできた写真が消されてしまうくらいならまだよくて、自分のアカウントででたらめな情報が拡散されたり、パスワードを使いまわしているとそのパスワードを使って別のサイトにログインされたりしてしまいます。
もしそれが銀行やクレジットカードの会員ページにログインするためのものだと、お金を引き出されたり勝手な買い物をされたりと、どんどん被害が拡大します。
そうならないようにするためには、簡単なパスワードをやめて、複雑なパスワードを作成することです。
でも、複雑なパスワードって、複雑であるがゆえに覚えておくのが難しい。
ここでは、その「複雑だけど、覚えやすいパスワード」をどうやって作るのか、その方法をお教えします。
パスワード管理サービスの欠点とは?

パスワード管理のため、昔からパソコンにインストールして使うソフトウェアがあったりします。
私が使っているのは「KeePass」というソフトです。ダウンロードはこちらから。
英語のソフトですが、無料で使用することもできますし、また日本語表示への切り替えも可能です。
また、複雑な単語を使っていないので、ソフトウェアをインストールすることに慣れていれば、英語のままでもなんとか操作できます。
ただし、ソフトウェアなだけあって、パソコンにしか対応していません。
私はパソコンを使う機会が多いので、このソフトが重宝しています。
パソコンとスマホの両方で使えるのは?
今時なので、パソコンとスマホの両方で使えるものがいいですよね。
となると、パソコンにインストールするソフトではなくて、いわゆる「クラウドサービス」で管理することになります。
ただ、例えば、この「1password」(https://1password.com/jp/ )のように、無料で保存できるパスワードの数などに制限があります。
そのため、それを超えて使用する場合は有料版を使わないといけない、ということもあります。
できればこういうものに頼りたくない、というときには、「複雑だけど、覚えやすい」パスワードを頑張って作るしかありません。
複雑で覚えやすいパスワードの作り方

昔からよく使われている、複雑でも覚えやすいパスワードの作り方の一つに「好きな文章の頭文字を並べる」というのがあります。
ステップ1:文章を決める
まずは1つ、文章を決めましょう。
例えば今回は、「われ思う、ゆえにわれあり」という文章を例にします。
文章を決めたら、ローマ字に分解してみましょう。
例「われ思う、ゆえにわれあり」をローマ字に分解すると、
「wareomou,yueniwareari」
になりますね。
ここから、子音+母音の構成となる、ア行以外の文字で、母音に当たる文字を取り除きます。
すると
「wromu,yenwrar」 ← 「wareomou,yueniwareari」
になります。
複雑なパスワードの条件の中に「パスワードには記号を含むこと」としているところも多いですが、これなら途中に「,」が入っているので、条件を満たします。
文字を数字や記号に変える
次に、「文字を数字・記号に変換」してみましょう。
上記の「wromu,yenwrar」だと、3文字目の「o」(オー)を「0」(ゼロ)にしても、ぱっと見同じように見えますし、覚えやすそうですね。では実行してみましょう。
すると
「wr0mu,yenwrar」 ← 「wromu,yenwrar」
というパスワードが出来上がりました。
複雑なパスワードの条件の一つに「パスワードの長さ」があります。
このパスワードなら13文字と、十分な長さがあります。
似たような置き換えとして「i」(アイ)を「1」(数字のいち)に置き換えたり、「a」(エー)を「@」(アットマーク)に置き換えるのが有名どころです。
ということは、乗っ取りをたくらむ人がまず最初に試してみる変換だ、ということも覚えておいてください。
あなたに所縁のある・あなただけにしか分からない事は重要
乗っ取り犯もあの手この手でパスワードの解析を試みます。
この方法を考えている悪い人もゼロではないでしょう。
更に強化する試みとしては、あなたにしか分からないエピソードを使うことです。
今回の「われ思う、ゆえにわれあり」は名言であり、正直なところ推測されやすい種類といえます。
なので、あなたにしか分からない出来事などを使う方が確実に強くなります。
最後に
以上、複雑だけど覚えやすいパスワードの作成方法をごていあんしてみました。
もし「パスワードが誕生日の4桁の数字だった!」なんてことになってる人は、結構危ないです!
今すぐレベルで、パスワードの変更を検討した方が良いでしょう。
これまで説明したやり方を参考にしていただき、新しいパスワードを作成してみてください。