値上げラッシュの中、ガス代も高くなっていると思いませんか?
国も「節ガス」の対策を検討しているようです。
ならば!家庭で出来る効率的な節ガス術を知りたいですよね~。
特にガスが多く使われるのが「お風呂」と「キッチン」です。
実は、意外と簡単にガス代を節約する事ができます。
ここでご紹介する節ガス術を試すと、
ご家庭によっては、ガス代を年間で
約2万円節約できるかもしれません。
それでは、お風呂とキッチンのガス代が
驚くほど節約できる方法をご紹介したいと思います。
お風呂の節ガス!こんな方法も試していますか?

一般家庭では2種類のガスが利用されています。
- 都市ガス
- プロパンガス
参考としてまずは、この2種類のガスの違いを知っておきましょう。
- 【都市ガス】
広域的に供給販売されるメタンを主成分とした液化天然ガス。
供給方法は道路の下のガス管を通じて各家庭に供給される。
- 【プロパンガス(LPガス)】
プロパン、ブタンなどの天然ガスを主成分に持つ液化天然ガス。
供給方法はガスの充填されたボンベをガス業者が各家庭に配送する。
都市ガスとプロパンガス(LPガス)では地域差もあります。
一番差が大きい地域だと年間約3万円も
プロパンガスの方が高い地域もあるそうです。
これはかなり大きな問題ですが、
なかなかガスごと変えるのは難しいでしょう。
そこで、家庭でガスが一番多く使われ、
かつすぐ出来るお風呂の節ガスを試してみましょう。
意外と忘れていた方法や
試していない方法もあると思いますので、
チェックしてみてください。
お風呂の節ガス方法
お風呂での節ガス方法で考えられる事としたら、
真っ先に思い浮かぶのは、このような方法かと思います。
- お風呂の蓋をする。
- シャワーを出しっぱなしにしない。
- お湯が冷めないうちに続けてお風呂に入る。
どれも暖かいお湯の熱気を逃がさないための工夫ですし、
習慣化しているご家庭も多い方法かなと思います。
では、さらにそこから節ガス方法を挙げてみましょう。
追い炊き機能で節ガス
例えば、追い炊き機能はなるべく使わないこと。

テレビが面白くて、風呂の時間遅れることあるなぁ…。
湯が冷めてて追い炊きすることもあるよ。

私もドラマ見てると、やることあるわぁ…。
追い炊き機能があまりに便利で快適なので、
ついつい使っている場面もあるでしょう。
しかし!
追い炊き機能を1日1回少なくするだけで、
年間で見ると、節ガスに繋がる事を知ると、驚くかもしれません。
追い炊きにかかる料金の目安は、
都市ガス1㎡で大体150円、
プロパンガス1㎡で大体523円だった場合、
都市ガスだと1日あたり100円程度、
プロパンガスだと1日あたり145円程度となります。
つまり、半月(15日)追い炊きをすると、
都市ガスなら1,500円、LPガスなら2,175円、
多く料金がかかっている計算になります。
これを年間やっていたとしたら、
都市ガスなら18,000円、
プロパンガスなら26,100円節約できるのです。
結構大きな節約ではありませんか?
そんな大きな節ガスにつながるなんて、
正直驚きました…。
たった1回の追い炊きがガスの無駄遣いだったとは…。
追い炊きを回避するコツ
さて、追い炊きを減らすことで、
年間通して大きな節約が出来ることはわかりました。

って言っても、わかってても
その1回減らすのが難しいんだよなぁ。。。
なかなか減らせなくて悩む方いるでしょう。
そこで、1回の追い炊きを
回避する方法・コツをシェアします。
【お湯を冷めにくくするコツ3選】
- お風呂に入っていない時はこまめに蓋をする。
- お風呂に浮かべる保温のシートを使う。
- 家族がいる場合は出来るだけ時間を空けずに入浴する。
この方法なら簡単で、
すぐにでも実行できそうではありませんか?
多少時間が遅くても、
上2つは、多少時間が遅くなっても、
湯が冷めないようにするための対策です。
1番冷めない方法は、やはり3つ目の連続入浴です!
シャワーを出し続ける時間
シャワーを出す時間を短くするのも節約の方法です。
シャワーは1分間に約12リットルのお湯が使われています。
無意識に、お湯を出しっぱなしで
身体を洗ったり、シャンプーしたり
と、良くある光景かもしれません。
この時間を短くすること、つまり
1日1分シャワーを出している時間を
短くするだけで、年間の節ガスに繋がります。
冬は特に風呂場の温度を下げたくないので、
シャワーを出しっぱなしにしている事が多いでしょう。
なので、どうしても冬場は厳しいと感じる場合は、
春夏秋は必ずシャワーを無駄に流さない!など
他のシーズンで徹底するといいですね。
シャワーヘッドを節水用に変える。
節水用のシャワーヘッドは
通常のより穴の大きさや穴の数を減らしています。
そのため、使うお湯の量が減り、節ガスに繋がります。
シャワーヘッドの交換はサイズなど、
合わない場合があるので、事前に調べておいた方がいいです。
自動お湯はり機能が無い!→自動に止められるアイテム活用♪
お湯を張っている時、油断していて
浴槽からお湯が溢れていた~
なんて失敗ありませんか?
以前は自動見張り機能が家についていなかったので、
散々もったいない事をしていました。
そんな時に簡単に取り付けられるアイテムがあったんですよ…。
しかも安価で。
例えば、
- 水位センサー防犯アラーム 1800円台
- タカギバスピッターL お風呂水の入れすぎを防ぐ 2000円台
など。
2,000円のコストを最初にかけておけば、
やらかしを防いで、節ガスに繋がるなら、
試してみる価値ありですよ。
キッチンで出来る節ガス!ちょっとした料理・調理の工夫で出来ちゃいます。

次にもう一つ、家庭でガスが多く使われる
キッチンの節ガス方法を見ていきましょう。
キッチンでガスを使用する所は、
やはりガスコンロと給湯器ですよね。
どちらも、使わない日は無いでしょうし、
無くてはならない物です。
そこで、どうしたらキッチンの節ガスができるのか。
ここでは大きく3つにポイントを絞っていきます。
- 火力の調節
- 鍋の選定
- 調理の工夫
それでは、細かく節ガス方法を紹介しましょう。
火力の調節
- 強火よりは中火で調理する。
- ガスバーナーの穴を定期的に掃除して熱効率の低下を防ぐ。
鍋の選定
- 小さい鍋よりも大きい鍋の方が熱効率が良い。
- 鍋底の水滴を拭くことでガス使用量が減る。
- 電気ケトルを使う。
- 圧力鍋を使う事で時間のかかる煮込み料理が短縮できる。
- 炊飯器レシピを活用してガス代の節約ができる。
- 中華鍋は均一に熱が広がり時短調理ができる。
調理の工夫
- 余熱を利用して保温調理をする。
例えばパスタ。
懐かしい伊東家の食卓では
こんな紹介がありました。
- 鍋に水と適量の塩を入れて沸騰させる。
- パスタを入れる。
- そのまま1分間強火でゆでる。
- 1分経ったら、火を止めて蓋をする。
- あとは、袋に書いてある「湯で時間」まで待つ。
私もこの方法は友人から教えてもらって早速実行!
節ガス、節ガス~。
他にも、
- まとめて作り置き料理をする。
- 石油ストーブを調理に利用し煮込み料理などを作る。
- 電子レンジを利用してガスの使用時間を減らす。
などの方法も試す価値ありなので、
ぜひやってみてください。
まとめ
今回は節ガスの方法を
お風呂とキッチンに絞ってみていきました。
お風呂もキッチンも
節ガスの方法をチェックしていくと、
予想以上に方法がありました。
これなら出来る!と思えるものが結構ありました。
普段何気なくしていた行動が、
ガスの使用量を増やしていたと痛感させられた思いです…。(笑)
「今月もガス代高いな~」と思いながら、
自分でガスを無駄にしていたのだなぁ~と。
今回の節ガスの方法は小さい事の積み重ねです。
ただ、この積み重ねが年間にすると
大きなお金となり家計を圧迫していたということですよね。
値上げの時代。
ぜひ節約術を上手く活用してみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。