昭和記念公園の花
昭和記念公園は、東京都立川市と昭島市にまたがる国営公園で、昭和天皇の在位50年を記念して建設されました。
5つにゾーニングされており、各ゾーンとも花と緑にあふれた設計です。
春は桜や椿、菜の花やチューリップが競うように咲き乱れ、花が途切れる期間が無いように植え付けられています。
4月には桜まつりが開催され多くの人で賑わいます。
梅雨のあじさい、夏のひまわりも素晴らしいですが、8月に開催されるサギ草まつりは、日本らしい風情で人気です。
秋に開催されるのはコスモス祭りです。開催期間は9月から10月と長く、歩道を黄色く染める銀杏並木と並び有名です。
冬の花は園内をイルミネーションです。クリスマス頃は格別に美しいと評判です。
昭和記念公園で桜が見たい。紅葉が見たい。見頃は?
■ 昭和記念公園の桜
例年の見ごろは、4月初旬となります。
2019年度では、3月26日が開花予想日となり、満開と予想される日は、4月4日となります。
■ 昭和記念公園の紅葉
昭和記念公園にある紅葉の見ごろは、例年11月上旬から始まり12月初旬まで続きます。
紅葉といえば赤やオレンジが主ですが、昭和記念公園の名物は何といっても銀杏並木です。
カナールと呼ばれる水路の両側に植えられた銀杏の黄色が美しく、ヨーロッパの並木道を彷彿とさせます。
日本庭園の昌陽では、日本ならではの紅葉が楽しめます。
常緑の松と赤い楓やナナカマドの取り合わせの妙は日本人の原風景ともいえる素晴らしさです。
昭和記念公園のプールのプチ知識
昭和記念公園は夏期間にプールが開設されます。
9つのプールがあるその名もレインボープールです。
ウォータースライダーや流水プール、大波プールや大滝プールもあります。こどもプールもありますので小さな子供も安心です。
開設期間は例年7月14日から9月2日で9時30分の開門です。
使用料金は入園料込みで、大人2500円、小人1400円ですが、14時以降の入場はほぼ半額になります。
お得な年間パスポートも発売されており、大人6700円、小人3400円です。
レインボープールには屋台風の売店もありますが、原則飲食物持ち込みはOKです。
ただし、アルコール類やビン類など持ち込めないものもあるので、事前に確認することをおすすめします。
また、ビーチパラソルやテント、タープ類は持ち込めませんので注意しましょう。
昭和記念公園へのアクセス
昭和記念公園の住所は東京都立川市緑町3173です。
電車でのアクセスなら、入り口によって降車駅が変ります。
あけぼの口ならJR中央線「立川駅」で下車し、徒歩約10分ですが、多摩都市モノレールなら「立川北駅」で下車し徒歩約8分です。
以下使用口別にご紹介します。
〇 昭島口
JR青梅線「東中神駅」から徒歩約15分
〇 立川口
JR中央線「立川駅」 徒歩15分
多摩都市モノレール「立川北駅」 徒歩13分
〇 西立川口
JR青梅線「西立川駅」 徒歩2分
〇 多摩川上水口
西武拝島線「武蔵砂川駅」 残堀川緑道経由 徒歩約25分
〇 砂川口
西武拝島線「武蔵砂川駅」 徒歩約25分
マイカーなら、中央自動車道「国立府中IC」より8kmです。
経路は、中央自動車道国立府中ICから国道20号線を立川方面へ行き、日野橋交差点を右折したところが昭和記念公園です。
昭和記念公園には駐車場はある?
昭和記念公園には、立川口、西立川口、砂川口と3つの駐車場があります。
駐車料金は大型車で1750円、普通車は820円、原付および自動二輪が260円と大変リーズナブルな設定です。さすが国営と言いたいところですが、早くいかないとほぼ空きがありません。
特に春の桜シーズンや、夏のプール期間はまず無理だと考えた方が良さそうです。
というのも、3か所合わせても345台の駐車スペースしか無いからです。
近隣にはコインパーキングもたくさんありますので、そちらを利用するのも良いですね。
東京以外からマイカーで行くという場合以外なら、公共交通機関を利用する方が、安くて安全かつ確実に行けることは間違いないでしょう。