眠れない時にホットミルクを飲むと
よく眠れるといいます。
これは本当に効果があるのでしょうか?
今回はホットミルク効果を具体的に見ていきましょう。
眠れない時にホットミルクを飲むと効果あり?
そもそも寝る前に
あたたかい飲み物を飲むと
体の内側から温まりますよね。
温まれば身体の緊張がほぐれ、
精神的にもリラックスできて、
一日中働き続け興奮状態だった自律神経も
リラックスモードへしっかりと切り替わります。
ホットミルクの場合は、
ミルクに含まれる栄養素が
大きく睡眠にも効果があり、
質の高い眠りを誘ってくれるのです。
ただし、
ホットミルクを飲んだからといって
すぐに眠れるわけではありません。
寝る約1時間前に飲むのがいちばん効果があり、
逆に飲んでからすぐに寝ると
身体の中が温まりすぎて余計に眠れなくなったり、
眠りが浅くすぐに目が覚めてしまうので注意してください。
体験談
実は、私も睡眠障害がひどかった時は、
よくホットミルクを飲んでいました。
私の場合は
牛乳にスプーン一杯のはちみつをいれて、
電子レンジで一分間あたためて
ホットミルクを作って飲んでいました。
寝ようと思っている1時間ぐらい前にのんで、
出来る限りPCやスマホに触れずに、
読書などをして過ごして寝ると、
少しずつ眠りのタイミングが早くなっていった感じでした。
眠れない時にホットミルクを飲むといい理由は?なぜ?
なぜ、眠れない時に
ホットミルクを飲むとよく眠れるのでしょう?
これは、ミルクの成分に秘密があります。
質の高い眠りを促すのに必要な
必須アミノ酸のひとつである
トリプトファンが含まれていることがポイントなのです。
ちなみに「幸せホルモン」と
一部で呼ばれているセロトニンの生成も行います。
こちらも質の高い眠りを促す効果が期待できます。
人間の体内で作り出すことができない
トリプトファンは、眠りを促すとされる
メラトニンの原料です。
メラトニンは「睡眠ホルモン」
と呼ばれており睡眠のリズムなどを
調整していると考えられています。
神経を落ち着かせイライラに効く
カルシウムも豊富に含まれており、
交感神経の働きを抑え、興奮やストレスを鎮める。
これもまた質の高い眠りを促すのに必要です。
自律神経のバランスを整える働きがある
ビタミンB12は、不規則な生活などで
自律神経が乱れ、昼夜逆転などになっているときに必要な成分です。
このように、牛乳にはとても豊富な
栄養素がバランスよく含まれていますから、
ホットミルクは質の高い睡眠を促す効果があるといえます。
眠れない時にホットミルク。実ははちみつ入りもおすすめ。
眠れない時にはホットミルクを飲むと
よく眠れると説明しました。
実はホットミルクに加えて、
大さじ一杯程度のはちみつをいれて飲むと
もっといいのをご存知でしょうか。
ホットミルク× はちみつ効果
はちみつにも、トリプトファンが
多く含まれていてセロトニンの量を増やすことができます。
はちみつの成分は
ブドウ糖が大部分を占めていて、
ブドウ糖はトリプトファンの吸収を早くする効果があります。
これによって、低血糖も防ぐので
自然と眠りやすくなるのです。
さらに、はちみつはそれだけではなく、
ストレスの緩和もしてくれるので一石二鳥です。
イライラを解消してくれたり、
安眠のサポートをしてくれたりなど、
まさにはちみつホットミルクは
うれしい効果がいっぱいつまった飲み物といえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ホットミルクと睡眠との関係。
ミルクの成分と栄養素。
眠れないときに
ホットミルクを飲むのはからだがあたたまり、
自律神経の緊張をほぐしてくれたり、
精神的にもリラックスできて
安眠に繋がることが分かりました。
さらに、はちみつを入れた
「はちみつホットミルク」は
ストレスの緩和もしてくれる効果も期待できるので、
寝る前に飲むにはとてもありがたい飲み物ですね。
精神的ストレスや、からだが疲れて
どうしても眠れない夜は、ぜひホットミルクをお試しください。
あなたの安眠のお役になれたなら幸いです。