もはや生活の一部と言えるスマホですが、
お子さんを持つご家庭では子供の使いすぎ、
いわゆる「スマホ漬け」の生活が
心配の種となっているのではないでしょうか。
家族といえどもプライバシーはある。
このような意見、よくわかります。
しかし分別が付く年齢といえども、
人生経験の少ない中高生を狙い
様々な詐欺が横行している現状もあります。
また中高生の年齢になれば、親への反抗期真っ只中。
小学生の頃と異なり、怒れば逆効果となることも多々あるでしょう。
それでもスマホ漬けになって学業が疎かにならないか心配。
そんな心配を、少しでも減らすために、
家庭内でできる対策方法としては
どのようなものがあるのでしょうか?
スマホの利用ルール、皆さんどうしてますか?例をご紹介!

まず大事であるのは、
インターネットは便利である反面、
危険も多数孕んでいるものであることを
しっかりと親子が共通の認識として持つことが挙げられます。
あらゆるものを閲覧することができる分、
自分も覗かれている、そのような感覚を
体に染み込ませることが重要ではないかと思います。
いわゆる「ネットリテラシー」ですね。
意識面を植え付けた上で、
実際の対策行動面としては以下のケースが挙げられます。
使用時はリビングに限定
極端な言い方にはなりますが、
目に見えないものに不安を抱くことは
人類共通の性質と言えるでしょう。
部屋に籠ってしまうと
何をしているかがわからず、
ついつい様子を見に行ってしまい
逆効果となることもあります。
そのため自室では使わず、
使用時はリビングに限定するという方法は
親子が嫌な思いをせずに済むのではないでしょうか。
リビングに皆がいれば会話も弾むというメリットもあるといえます。
使用時間を決める
1日何時間までとか、何時以降は使わない
と言った約束事を決めるものです。
また例えばiPhoneでは
「スクリーンタイム」という機能があります。
画面を何時間見ているか、
表示する機能があるので、
それを作動するよう設定し、
数値化したものを日々見ることで
長時間の閲覧防止効果も期待できるでしょう。
あとは親が確認のためにたまに見ることや、
管理用のフィルターをかけるなど
様々な手法が挙げられます。
家庭内では目の届くところで使用、
そして時間を決めてしまうことが王道の方法ではないでしょうか。
スマホの利用制限がしやすいおすすめの端末はどれ?

さて、スマホには子供の使いすぎや
不用意に危険なサイトに入り込まないよう
利用制限をかけることができます。
ここでは、制限のしやすいおすすめの機種をいくつかご紹介しましょう。
トーンモバイル
子供向けに様々な制限機能を持った
スマホを初めて手がけた、パイオニア的メーカーです。
CMも最小限とし、
機種展開も1機種1色展開、
その分料金を格安設定と家計にやさしいスマホです。
データ通信は「中速無制限」という
SNSやサイト閲覧に特化した特徴を持っています。
ゲームや動画類は
大量のデータを使用するため、
このスマホで行うのは向いておらず、
自然と課金やゲーム依存の心配がなくなるものとなります。
またアプリごとに総利用時間、
利用時間帯の制限が可能であり、
居場所確認の正確さやフィルター機能も優れています。
審査が厳しいため
ドコモなどの大手キャリアですら
受けていない東京都をはじめとした
9県市の推奨を受けている唯一のスマホとなります。
iPhone
一説には日本の利用者が6割以上と言われているiphone。
親のお古を使っている子も多いと思いますし、
お古であれば機種代はかからないことも多いでしょう。
子供向けの設計とはなっていませんが、
親がiPhoneであればキャリアに関係なく
Apple社が提供している「ペアレンタルコントロール」機能を利用しない手はありません。
こちらも様々な制限がかけれるので評判の良い機能です。
まとめ
ちょうど中高生のお子さんを
お持ちの親世代といえば、
ファミコンをはじめとしたゲーム機の隆盛世代。
ゲーム場所はリビング限定、
ゲーム時間も決められていた経験をお持ちの方は多いでしょう。
歴史は繰り返しているのでしょうね。
自分も通ってきた道とは言いながら、
やはり心配になるのは親心。
適度に制限をしながら良好な親子関係を築いていきたいですね!