わさびは食べすぎるとお腹を壊すことがあります。
わさびは辛味がするだけでの食材ではなく、
含まれている成分が様々な健康に良い効能を持つ優れた食材です。
料理には欠かせない香辛料としても
人気のわさびですが、食べすぎてしまうと
様々な影響を体に及ぼしてしまいます。
それでは、わさびを食べすぎてしまうと
どのような影響が出てしまうのでしょうか?
わさびを食べすぎるとどうなるの?危ない食べ方!

わさびは適量を超えて食べてしまうと、
舌や胃腸などの内臓器官が過剰に刺激されてしまいます。
例えば意図せず丼内に潜んでいた
かたまりとなったわさびを食べてしまった時、
舌が痛く涙が出てきますがこれも舌が刺激されていることになりますね。
多くの人が経験されているので
かたまりを食べるのは危ない、
という意識があります。
が、ここでいう「食べ過ぎ」とは
一度に口に入れる量ではなく、
一日に食べる総量となります。
食べ過ぎにより過剰に内臓が刺激されることで、
お腹を壊すだけではなく頭痛や吐き気、下痢
などを引き起こすことがあります。
それ以外にも、舌が過剰に刺激されることによる
味覚障害を引き起こすおそれもあります。
味覚を感じることがなくなるため、
甘すぎるものや辛過ぎるものを
過剰に摂取してしまうことになります。
その結果、糖尿病であったり高血圧などといった
重大な病気につながってしまう可能性も出てきてしまいます。

私わさび好きだけど、気を付けよう…。
また、海外ではアボガドと間違えて
わさびを大量に摂取してしまった方が、
心臓のポンプ機能が一時的に止まってしまう心筋症を発症した事例も出ています。
これは誤ってしまった事例で特殊と言えますが、
何れにせよ食べ過ぎには何の得も生じないことが言えると思います。
頭痛や腹痛、吐き気は自分で気がつくことができます。
ただ味覚障害は気がつかないうちに
生活習慣病と呼ばれるものに
罹患してしまうことを引き起こしてしまううのです。
よくわさびを食べる人は
普段から味覚に変化がないかをよく観察しておくことが重要と言えますね。
さて、もし食べすぎて腹痛や吐き気などが
起きた時の対処法について簡単にご紹介します。

自分で気を遣わなきゃだわね。
お茶を飲む
胃を刺激してしまい
働きが過剰となってしまっていますので、
お茶を飲むことで胃の働きを落ち着かせる効果が期待できます。
胃腸薬を飲む
胃薬を飲んで横になるなど、
安静を保つようにしましょう。
また胃を刺激するコーヒーやおさけなどの飲み物は
腹痛や吐き気などが治まるまでは飲まないように注意が必要です。
散歩をする
軽い散歩は全身運動となることから、
弱った胃腸を正常に働かす刺激を与えるのに有効です。
それほど早く歩く必要はありません。
負担にならないゆっくりとしたペースで、
周囲の景色を楽しむくらいの気持ちで散歩を行いましょう。
安静にする
横になるなどの楽な姿勢をとり、リラックスしましょう。
リラックスは副交感神経を働かせ消化を促進させる行為となります。
楽な姿勢でテレビを見たり、
スマホを見たり本を読んでいたりすると
いつの間にか吐き気などが消えてしまっている、
ということも多々あります。
ミントの香りを利用する
ミントの香りにはリラックス効果がありますので、
胃腸の消化を促進する効果が期待できます。
炭酸水を飲む
炭酸の刺激により胃もたれを改善する効果が期待できます。
カロリーの過剰摂取を防ぐため無糖の炭酸水を飲むようにしましょう。
しかし怖いことばかりだけではありません。
わさびは適量を摂取すれば
ビタミン豊富といった美容面や
解毒作用の促進といった健康面において様々な効能を持った優れた食材です。
一体その適量とはどれくらいとなるのでしょうか?
わさびの食べ過ぎ防止!適量の目安はどれくらい?

かたまりを食べてしばらく涙が止まらない、
というのは多くの人が経験していますが、
一日に食べる量の範囲内であれば
1回の量が多くてもまずは問題ないと考えて大丈夫です。
一日の摂取量としては3〜5g程度であり、
チューブ式では箸先の3cmほどで3g程度となっています。
またお刺身やお寿司の皿に乗っているものでも
概ね3gほどとなっていますので、
それらの量以上に食べることがなければ
まずは大丈夫と考えて良いでしょう。

よかったー!箸先3センチね!
しかし、外食先で出されたお刺身などに
乗っているわさびを全量食べることも、
なかなか刺激が強くハードルの高い行為ではないかと個人的には思います。
出された量以内を食べるといった心がけが
自分の身を守る行為となる、と言えるのではないでしょうか。
まとめ
わさびの食べ過ぎでお腹壊す問題について確認してきました。
- わさびは適量以上だとお腹だけでなく様々良くない!
- わさびを食べすぎると味覚障害につながることも。
- さわぎの食べ過ぎを防ぐ目安は箸先3センチ!
わさびはその辛味から苦手としている人も少なくはないでしょう。
しかし適量の範囲内であれば
美容健康を促進する優れた食材でもありますので、
刺激を受けない範囲内で摂取することも大事ではないかと思います。