チューブわさびの場合、
本わさびよりもわさびの効能は落ちてしまいます。
チューブわさびには香辛料や甘味料、
中には色付け用の顔料など
さまざまな添加物が入っています。
そのため、無添加の本わさびに期待される
効能を得ることは期待しにくいです。
チューブタイプは安価で長持ちするので
多くのご家庭で使用されているものですね。
お寿司やお刺身にも欠かせない香辛料でもあります。
しかし普段、わさびの効能を
理解して食べているということは
非常に少ないのではないかと思います。
一体わさびにはどのような栄養があり、
どのような効能があるのでしょうか？
わざびの栄養や効果ってなに？種類によって違うの？
まずはわさびに含まれている代表的な栄養分を紹介します。
カルシウム
骨や歯などを形成するのに
重要な栄養素であることは万人が知るところですね。
わさび100gあたりに100mg含まれており、
実はわさびはカルシウム豊富である植物なのです。
ツンときて鼻が取れてしまいそうなのに、
体を作る成分が豊富とは意外でした。
カリウム
塩分を体外に排出する作用のある
カリウムは健康に重要な栄養素。
これもわさび100g内に500mg含まれています。
刺激が強いので塩分も豊富なのかと思いきや、
まさか塩分を排出する成分が豊富とはこれまた意外でした。
ビタミンC
これもわさび100g内に75mg含まれています。
お肌の健康に良いビタミンC、
レモンの酸っぱさがイメージされますが
わさびの刺激内にも含まれていたのですね。
さて、他にもビタミンB1や
リンといった栄養素が豊富に含まれていますが、
これらさまざまな栄養素により
期待できる効果効能は以下のものが挙げられます。
わさびから期待できる効果
・抗酸化作用
老化や免疫力の低下につながるのが
ストレスにより体内で生成される活性酵素。
この活性酵素の働きや生成を抑える
抗酸化物質を作る働きが期待できます。
・殺菌・抗菌作用
辛味成分が寄生虫や細菌の繁殖を抑制する力を発揮します。
刺身や寿司は生魚、清潔にしているとはいえ
寄生中や細菌が潜んでいる可能性はありますので、
添えられてるわさびは積極的に摂取したいところですね。
・口臭対策
細菌の動きを抑制するという効能から、
口内に潜む細菌の増殖を抑えて
口臭を防ぐ効果も期待することができます。
・血栓対策
わさびの香り成分は
同時に血液の凝固を防ぐ効果も持っており、
血栓対策の効果が期待できます。
と、さまざまな栄養素からくる効能が
多数期待できる優れた食べ物ということができますが、
これはあくまで無添加の本わさびであった場合です。
チューブタイプの多くは原料に
「西洋わさび」が使われています。
そのほかさまざまな添加物が
チューブタイプには入っているのです。
本わさびと比べると効果効能は期待しにくい、
ということができるのではないでしょうか。
せっかくでしたら、
本わさびをすりおろして、
さまざまな効能を得たいですよね。
しかしわさびは普段調理には使わないことが
圧倒的に多く、いわば「食べ慣れていない」ものということができます。
効果的にわさびの効能を得れる食べ方があるのでしょうか？
わさびの効能を効果的に得られる食べ方はなに？
本わさびをそのままで食べる、
という人はまずいないでしょう。
すりおろして何かに添える、
という食べ方が一般的であるし
王道と言っても過言ではないのではないでしょうか。
効能を得るために重要なのは、
すりおろしたらすぐに食べること。
すりおろすという行為は
わさびの細胞を破壊していることになります。
細胞が破壊されたわさびは
殺菌作用のある成分を作り出しますが、
この成分は時間が経てば分解されてしまうため、
おろしたての新鮮なものを食べることが重要です。
また豊富に含まれるカルシウムの
吸収を促進するためにも、
ビタミンDを豊富に含む食材と一緒に食べることが重要です。
ビタミンD は魚類に多く含まれているので、
やはり刺身や寿司とわさびは切っても切れない関係と言えるでしょう。
まとめ
今回はわさびの効能についてみていきました。
- わさびの効能は本わさびよりもチューブの方が落ちる
- わさびの栄養は効果は、無添加本わさびだといっぱい！
- わさびの効能を効果的に得るなら、すりおろしてすぐ食べる！
ツンとくるわさび、実はさまざまな効能を持っていたのですね。
ついついチューブわさびを買ってしまうものの、
あまり効能が期待できないとは意外でした。
刺身には本わさび！とこれから通を気取っても、
効能が得れる説明をすれば
ただの気取りではないことを証明できますね！
