文字の表示サイズを変更するには、
[スタート]-[設定]-[簡単操作]-[ディスプレイ]
から「文字を大きくする」のバー(スライダー)を
動かすことで可能となります。
アイコンの表示サイズを変更するには、
デスクトップ上のアイコンが無い箇所で
マウスを右クリックし、
[表示]-[大アイコン/中アイコン/小アイコン]
の中から選ぶことで可能となります。
また、ディスプレイで
表示される文字や画像などのサイズは、
[スタート]-[設定]-[システム]-[ディスプレイ]で、
「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」
の値を変更することで可能です。
上記手順は、Windows10での方法を述べています。
WindowsPCは、
OS(Windows8.1、10、11など)によって、
画面に表示される項目や
操作方法が異なりますが、
他OSでも少し項目表示が
異なったりするだけで、
おおむね参考になるかと思います。
WindowsPCの文字を小さく大きくは、推奨と違っても大丈夫か?
基本的には
OSがディスプレイの仕様から
文字サイズが最適となるよう
自動的に調整されたものが
推奨値として設定されますが、
文字を小さくしたり大きくしたりして
推奨値と違う大きさに変更しても問題ありません。
WindowsOS開発元である
マイクロソフト社からは、
以下のアナウンスがされております。
「ノートPC画面などのLCDモニターは、
通常はネイティブの解像度
(デバイス本来の解像度)で最適に動作します。必ずしもこの解像度で動作するように
モニターを設定する必要はありませんが、
通常は、テキストや画像が
できるだけ鮮明に表示されるように、
ネイティブの解像度にすることをお勧めします。」資料『画面の解像度を変更する』
しかし、以下の点に注意する必要があります。
- ディスプレイの表示サイズで、テキストやアプリが対応していないものがあるので、設定変更する場合は、少しずつサイズ変更していくほうが良いです。
- PCにインストールされているディスプレイドライバーによっては、設定した解像度に対応していない場合があります。その場合は、変更時にその旨の警告メッセージが表示されるので、設定値を見直したほうが良いです。
なお、ディスプレイに
文字を表示する解像度は、
画素数と呼ばれる横縦のドット(点)で表現されます。
例えば、
1920×1080の解像度を持つディスプレイは、
横1920個のドットと縦1080個のドットの
計2,073,600個のドットが点灯
または消灯して文字などを表現します。
従って、表示可能なテキストなどは
ディスプレイの大きさと
解像度によって決まります。
つまり、解像度が同じ場合、
ディスプレイが大きいほうが、
よりテキストやアイコンが大きくなります。
その場合は、
各サイズの設定値を変更して、
自分に見やすい大きさに
設定変更すれば良いということです。
WindowsPCの文字を調整したらぼやける。直す方法は?
文字がぼやける等の症状がでた場合、
以下の対処方法を参考にしてみてください。
設定値の見直し
ディスプレイで表示される
文字や画像などのサイズ変更を行い、
ぼやけた場合は、元の設定値に戻すか、設定値を見直します。
同様に、文字サイズやアイコンサイズを
変更してぼやけた場合、元の設定値に戻します。
表示スケールの自動修正機能を有効にする
[スタート]-[設定]-[システム]-[ディスプレイ]
→ [拡大縮小とレイアウト]
→ [表示スケールの詳細設定]
→ [アプリが鮮明に表示されるようにWindowsにより修正を試す]
を[オン]にします。
ClearTypeテキストの調整
[スタート]-[設定]-[個人設定]-[フォント]-[ClearTypeテキストの調整]-[ClearTypeを有効にする]にレ点を入れます。
[次へ]を押下し、あとは画面案内に従い設定します。
スクリーンフォントの設定
[スタート]-[設定]-[システム]-[詳細情報]-[システムの詳細設定]-[パフォーマンス設定]-[スクリーンフォントの縁を滑らかにする]にㇾ点を入れます。
PCの放電を行う
PCに帯電している場合に、
動作や表示が不安定になる場合があります。
PCの機種によって手順が異なりますので、
PCマニュアルに記載の手順で実施します。
アップデート
グラフィックドライバー(ビデオドライバー)を最新版にアップデートします。
まとめ
文字を小さくすると、
画面に表示できる情報が多くなり便利です。
しかし、設定値を変更することで
文字がぼやけたりすることがあるので、
その場合はスケールの見直しなどを行います。
必ずしも推奨値が
自分に合っているとは限らないので、
自分用に変更して快適なPCライフを過ごしたいですね。