雪道は転倒しやすいですよね。
すっころんで、腰を打った時の
虚無感といい、痛さといい、寒さといい…
切なくなります。
今回は、雪道で転倒して
腰を打たないようにするために
どのように歩けばいいか、
どのような靴を選べばいいかを書いていきます。
2022年の冬は非常に雪が多いですが、
東京都でも1月に雪が降り
地面が凍結して転倒する人が続出し、
出勤などに大きな支障が出ました。
2022年1月6日、東京都では
52人が転倒で救急搬送されたそうです。
万が一雪道で転倒して腰を打ってしまうと
腰痛が治らなくなるなど
取り返しのつかない怪我につながるかもしれません。
まずは雪道で
どのような人が転倒しやすいのか、
挙げてみます。
雪道で転倒しやすい人はどんな人?
どんな方が転倒しやすいのか、
例を挙げていきます。
急いでいる人
急いでいる人は会議時間に遅れるなど
別の事が気になってしまい、
足元に注意が集中せずに転んでしまいます。
急いで歩いて転ぶと体への衝撃が大きく
大怪我につながってしまいます。
飲んでいる人
当然といえば当然ですが
飲んでいる人は足取りがおぼつかなくなり、
足元の注意力が散漫になり転びやすいです。
しかし札幌市では
雪道転倒での救急搬送者は
飲んでいる人がダントツに多いそうです。
スマホなど別の事に気を取られている人
スマホなど別の事に
気を取られてしまうのは雪道ではご法度です。
スマホに気を取られ足元など
すべての視野が狭くなり転倒しやすくなります。
スマホ歩きは雪道に限らずいつでも危険で、
電車が来ているのに気づかずに踏切内に侵入し、
そのままひかれたという痛ましいニュースもありました。
両手がふさがっている人
両手がふさがってしまうと
歩くバランスが悪くなるうえに、
万が一転んでも体を守れないために
大怪我につながる可能性があります。
雪道に適さない靴を履いている人
東京都では
雪道に適さない靴を履いている人を
多く見かけます。
2022年1月の東京都では
凍結した雪道を普通の革靴やスニーカー、
ハイヒールで歩く人などを見かけました。
雪道で転倒しないように歩くコツは?
雪道を歩くために
どのようなコツがあるのかを述べていきます。
気持ちに余裕をもって歩く
足元に集中するために
気持ちに余裕をもって歩きます。
会議に遅れそうな時間に出勤せずに
時間に余裕を持って行動しましょう。
狭い歩幅で歩く
歩くときは狭い歩幅で
足をあまり上げずに歩くことが重要です。
歩幅が広くなると高く足を上げることになり、
体のバランスが崩れ転倒しやすくなります。
靴の裏の全体をつけて歩く
雪道では靴の裏の全体を
地面につけて歩くのがコツです。
靴の裏の全体を地面につけて歩くと
接地面積が大きくなり
摩擦力が増えて滑りにくくなります。
歩くための行動に変化がある時は注意
歩き始めと立ち止まるときのような
歩くための行動に変化がある時が転びやすいです。
車もそうですが歩いているときや
走っているときに急ブレーキをかけると
非常に滑りやすいです。
ゆっくり歩き始め、ゆっくり立ち止まることが重要です。
雪道で歩くときは、冬の靴の選び方が重要!
冬の靴の選び方は雪道を歩くときは非常に重要です。
間違えた靴を選ぶと雪道をまともに歩けなくなります。
溝が深い靴底の靴
溝が深い靴底の靴は
路面をつかむ力が強くなるため滑りにくくなります。
やわらかいゴム底の靴
いくら溝が深い靴底の靴でも
硬ければ路面をつかむ事が出来ません。
やわらかいゴム底の靴であれば
路面に対して密着率が上がり滑りにくくなります。
すべり止め材入り靴底の靴
靴底がすべり止め材入りの靴があります。
底がヤスリのようになっていて滑りにくくなっています。
靴販売店の方に確認する
どうしても
どの靴を選べばいいのかわからない場合は、
靴販売店の方に確認して
アドバイスを頂くのが早いかもしれません。
まとめ
東京都はほとんど雪が降らないので、
冬靴を持っていなかったり歩き方に
慣れていなかったりするかと思います。
しかしたまに降る雪によって転倒して腰を打ち、
取り返しのつかない大怪我をしてしまうかもしれません。
滅多に雪の降らない地域でも
油断をせずに雪道の歩き方を覚え、
万が一のための冬靴を用意しておきましょう。