日本郵政が、郵便や荷物のサービス料金を見直し、一部サービスの廃止を決定しました。
2024年秋には、手紙やはがきの料金も変更される見込みです。
この記事では、新しい料金体系の導入時期、改定の背景、そして具体的な内容について説明します。
日本郵政の配送料金改定、いつから?
2023年4月25日、日本郵政は郵便物の特別料金や荷物の追加料金の見直し、そして一部サービスの廃止を公表しました。
この料金改定とサービスの廃止は、2023年10月1日から開始される予定です。
※私の両親は頻繁に日用品等を送ってくれます。私も彼らにフルーツ等を送ることがありますが、遠方への送料の高騰が気になります。配送料金が変わらないことを期待しています。
料金改定の主な理由
燃料費の増加や人件費の上昇が、今回の料金改定の主な要因です。
特にゆうパックにおいては、物価の上昇に伴い配送業者との契約価格が下がり、2023年2月の経済産業省の調査では最低評価を受けていました。
他の配送業者、例えば佐川急便やヤマト運輸も、それぞれ4月から平均で8%、10%の値上げを実施しており、料金の見直しは避けられない状況のようです。
日本郵政による配送料金の改定とサービスの見直し詳細
私たちが利用する郵便サービスにおける配送料金の変更とサービスの見直しに関する詳細情報です。
郵便物の特別取扱い料金の変更点
以下は郵便物にかかる特別取扱い料金の改定内容です。
参考リンク:日本郵政公式ウェブサイト
荷物付加サービスの料金改定およびサービス廃止
荷物に関する付加サービス料金の変更および廃止されるサービスの内容です。
参考リンク:日本郵政公式ウェブサイト
手紙・はがきの料金改定の検討状況
手紙やはがきの郵便料金の値上げについても検討が進められており、2024年秋の施行が目指されています。
もし改定が行われれば、消費税以外の値上げとしては手紙は約30年ぶり、はがきは約6年ぶりのことになります。デジタル通信の普及により、過去20年間で紙の郵便物は約40%減少しました。
- 種類/現行料金→改定後料金
– 定形郵便 25g以下/84円→110円
– 定形郵便 50g以下/94円→110円
– はがき/63円→85円
– レターパック速達 現在検討中
まとめ
日本郵政による郵便物の特殊取扱料金および荷物付加サービスの料金改定、さらにゆうパックやゆうメールの一部利用の少ない付加サービスの廃止についてのまとめです。
これらの変更は2023年10月1日から実施されます。
また、手紙やはがきの郵便料金の値上げは2024年秋を予定しており、レターパックなどの速達サービスの料金に関しても現在検討中です。