ガソリンスタンドの屋根が平らな理由は?アーチ形はNG?高さの秘密

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ガソリンスタンドの屋根が
平らな理由を知っていますか?

普段、何気なく通っているので
あまり気にならない人も多いかもしれませんね。

あの屋根には「キャノピー」という
可愛らしい名前がついているんです!

下から見ると確かに平ですが、
実は上には緩やかな勾配がついています。

これには、
雨などに濡れないようにするため工夫
がされているのです。

キャノピーについて調べてみると、
ガソリンスタンドになくてはならない、
大事な存在ということが分かりました。

今回は、もっとくわしく
ガソリンスタンドの屋根についてまとめました。

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ガソリンスタンドの屋根は平らでなければダメ?アーチ型や三角形は?

1_ガソリンスタンド_屋根
ガソリンスタンドの屋根は、
ほとんどが平らになっています。

では、なぜ平らなのか?謎の秘密に迫ります。

ガソリンスタンドの屋根が平らな理由

屋根を平らにすることで、
雨に濡れにくくなるという理由が、
まずあります。

最近は、セルフサービスの
ガソリンスタンドが主流になっていますが、
従業員の作業効率化のために
屋根はつけられたとも言われています。

雨はともかく、
平らな屋根に雪が降ったら大変ですよね。

積もった雪は、太陽光で
自然に溶けるように設計されているようです。

雪国など、比較的多い場所では、
屋根にヒーターが内蔵されてるようで、
雪が積もっても安心なんだとか。

また、平らにすることで、
氷柱もできずらい構造になっています。

あまりにも、積雪がひどい場合は
屋根に昇って降ろすそうですが…

ガソリンスタンドには、
ガソリンや灯油も常備していることから、
大変危険な場所です。

給油の時に、雨や雪などの水分が
ガソリンなどに混ざってしまうのを
防ぐためにも、屋根は設置されています。

多少の水では、
車などの故障トラブルはないですが、
大量に入ったり、

雨水などの放置によっては、
錆ついてしまうので、故障の原因にもなります。

他に、平らにする理由としては
「コストの削減」があげられます。

平たな構造にすることで
コストが抑えられることと、
施行の短縮化なども含まれています。

平らな屋根が多いというだけで、
アーチ型や三角形の屋根も存在するということです。

屋根の形状については、
規制されていないんですね。

コストで気になるのが、素材の単価。

素材としては、
「耐火構造や不燃材料でなければならない」
と定められています。

つまり、それに耐久した木造を、
屋根にしても問題ないということです。

実際に、ガソリンスタンドの屋根に
木造で作られたものも存在するみたいですよ。

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ガソリンスタンドの屋根の高さは決められているの?

2_ガソリンスタンド_屋根
ガソリンスタンドの屋根は、5~6mと決められています。

これには、
4m以上ある大型車に対応するため
という理由があります。

乗用車のみが給油するわけではないので、
当たり前といえば当たり前。

でも、5~6mも必要なのか疑問に思いますよね。

ガソリンは、
気化温度(液体が、気体になること)が
低いため風通しのよさが必要になります。

つまり、アーチ型や三角形では
風通しが効率的に行われないため危険です。

どんな車にも対応しつつかつ、
雨対策、風通しがいい…
いろんな理由から、平な形が合理的なのでしょう。

余談ですが、給油ホースの長さは、
5mまでと決められているようです。

天井からぶらさげているホースの、
限界の高さということにもなりますね。

つまり、高すぎてもダメなんです!

まとめ

  • ガソリンスタンドの屋根の名前は「キャノピー」
  • ほとんどが平らなだけで、形状は決まっていない
  • 高さは5~6mと決められている
  • 大型車の対応や、風通しのため

ガソリンスタンドと言えば、
「平らな屋根」ということが
慣れてしまっているので、
ドーム型の屋根だったら、気づかないかもしれませんね。

ただ単に、
平らな屋根にしている訳ではなく、
危険のないように設計されていることも分かりました。

物価の値上げりで、ガソリン代にも影響が出ていますね。
楽しいドライブへ、気軽に行ける日が待ち遠しいです。

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