偕楽園の梅、紅葉、所要時間、アクセス、駐車場など

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偕楽園の梅、特に美しい「六名木」

水戸の偕楽園は日本三名園のひとつとして、あまりにも有名です。特に梅の花の見事さは素晴らしく、毎年梅まつりの時期には全国からたくさんの観光客が訪れます。
偕楽園は梅花の品種の多さでも群を抜いていますが、特に美しいとされる「六名木」が有名です。

六名木は昭和9年に選定されました。
① 白難波(しろなんば) 白花 八重咲
② 虎の尾(とらのお) 白花 八重咲
③ 月影(つきかげ) 白花 一重咲
④ 柳川枝垂れ(やながわしだれ) 薄桃花 一重咲
⑤ 烈公梅(れっこうばい) 薄桃花 一重咲
⑥ 江南所無(こうなんしょむ) 濃桃花 八重咲

梅の花の見ごろは品種によって異なり、冬至梅という品種なら12月下旬には咲き始めますし、六名木のひとつである江南所無は3月下旬ころに見ごろを迎える遅咲きです。
毎年開催される「偕楽園梅まつり」は例年2月20日から3月いっぱいまで行われます。
この時期にはJR常盤線に臨時に「偕楽園駅」ができるほどの賑わいです。
落ち着いて梅花を観賞したいなら、本園の六名木をあきらめて、弘道館側で散策する方が良いでしょう。

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偕楽園の紅葉を楽しみたい、見頃は?

偕楽園にはもみじ谷があり、11月初旬にはライトアップが行われます。
このもみじ谷には、9代藩主徳川斉昭公が桜山周辺に秋に色づくカエデやドウダンを植えたという記録があり、それらが今に伝わっていると言われています。

もみじ谷は本園ではなく拡張域に所属しますので、紅葉を楽しむなら護国神社側から行く方がアクセス良く到着できます。
多く植えられているのはイロハもみじや満天星つつじで、主にオレンジから赤に紅葉する種類です。

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偕楽園、所要時間はどれくらい?

偕楽園は本園と拡張域があり、本園は常盤公園とも呼ばれている場所です。
本園に範囲は御成門、表門、西門、南門、東門に囲まれた地域で、御成門前の梅園をはじめとした竹林や杉林などを有しているとても大きな公園です。

その中にある好文亭は入館料が必要ですが、一見の価値は十分にある素晴らしい建物ですので、ぜひ見学されることをおすすめします。
好文亭以外の場所は無料で、市民の憩いの場として開放されています。

好文亭の見学所要時間は約1時間ですが、見所が多いのでもう少しゆっくり時間をとる方が良いでしょう。
公園部分と拡張域は目的によって利用方法が違うので、所要時間は一概にはいえませんが、公園の散策だけでも半日は考えた方が良いほどの広さです。

偕楽園へのアクセス

偕楽園の住所は茨城県水戸市常磐町1丁目です。
マイカーで行くなら、常磐自動車道の水戸I.Cより約20分、北関東自動車道なら茨城町東I.Cより約20分、北関東自動車道なら水戸南I.Cより約20分です。
どこからでもとても便利な立地ですので、ふと思い立ってお出かけしても満足できるドライブが可能です。

公共交通機関を利用するなら、JR水戸駅北口から偕楽園行きのバスで約20分です。
偕楽園はとても広く、丹念に見ようとすると1日では難しいほどです。
また、マイカーで行っても駐車場がとても充実していますので、梅まつりのオンシーズン以外なら駐車場に困ることはほとんどありませんので、ゆっくりと1日かけて楽しむことをおすすめします。

偕楽園に駐車場はある?

偕楽園にはたくさんの駐車場が用意されています。中には無料の駐車場もありますので、マイカーでも行きやすいスポットです。

主な無料駐車場
桜山第一駐車場   収容270台
桜山第二駐車場   収容150台
桜山第三駐車場   収容66台
桜川駐車場      収容300台
好文亭表門駐車場  障がい者専用11台とマイクロバス6台
無料駐車場はオンシーズンには有料になるので、事前に調べてから行った方が良いでしょう。

主な有料駐車場
千波公園西側駐車場(029-241-1251)  収容160台
偕楽園下駐車場 (029-233-0238) 収容140台
常磐神社駐車場 (029-226-0560) 収容70台
各駐車場とも予約は不要です。また、大型車両の受け入れも可能です。

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