四季折々の自然を楽しめるとして有名な観光地、奥入瀬渓流。毎年多くの観光客が雄大な自然を求めて訪れる奥入瀬渓流ですが、中でも紅葉は目をみはるものがある美しさです。
1年のうちの限られた期間しか目にすることができない紅葉、事前の準備はしっかりして見に行きたいですよね。
奥入瀬渓流の紅葉の見ごろ、観光に関わる情報をまとめていきたいと思います。
奥入瀬渓流、紅葉の見頃は?
奥入瀬渓流の紅葉は例年10月上旬に色づき始め、<紅葉のピークは10月中旬から10月下旬です。
紅葉と一口に言っても、全長14kmの散策道が続く奥入瀬渓流では場所によって全く違う景色を堪能することができます。
また、奥入瀬渓流はその渓流の長さゆえ、奥入瀬渓流の始まりとも言える十和田湖に近い子の口の上流地点と焼山の下流地点では紅葉の見ごろが半月ほどずれます。
子の口で落葉しかけていても、焼山に行けば見頃となるため、長い期間紅葉が楽しめるのも奥入瀬渓流の特徴です。
紅葉する木々の種類はブナ、カエデ、トチノキ、オニグルミ、ヤマモミジ、カツラと多岐に渡ります。
奥入瀬渓流の観光や散策、所要時間は?
奥入瀬渓流には焼山~子の口まで渓流に合わせて約14kmの散策路があり、<徒歩で全部を回ると約4時間半かかります。<自転車だと1時間半~2時間程度。
奥入瀬渓流の本格的な見所が始まる石ヶ戸~子の口は8.9kmあり、こちらを徒歩で回ると約3時間かかります。
体力に自信のある方は全部の見所を徒歩で回ってマイナスイオンをたっぷり浴びるのもいいですね。
とはいえ、全部を見て回るとなると体力的にも時間的にも大変です。そこで地元のガイドさんは、見たい名所をピックアップして1時間程度で歩けるルートをお勧めしています。
また、シャトルバスを利用して効率よく回る方法もあります。いずれにせよ、奥入瀬渓流を観光で回るときは時間に余裕を持ってもらって、存分に景色を楽しんでくださいね。
奥入瀬渓流の地図やマップを入手
奥入瀬渓流の地図はインターネット上で手に入れることができます。お勧めは次の3つのHPです。
十和田湖奥入瀬ろまん新聞
十和田湖奥入瀬観光ボランティアの会。シンプルな地図が欲しい方は<こちらの地図がベストです。HP上で散策モデルコースや散策の手引書も用意してくれているので、奥入瀬渓流の観光前には一度目を通しておくといいかもしれません。観光案内(有料)の申し込みもできます。
※ http://www.towadakb.com/kb/oirasemap.html
十和田湖国立公園協会
一般社団法人 十和田湖国立公園協会のHP。青森中央学院大学生と十和田湖畔地区の住民の方が協働で作成した地図があります。詳しい解説付きの地図なので、奥入瀬渓流のことを地図1枚で詳しく知ることができます。カラーで印刷するのがおすすめです。
※ http://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
日本の旅
旅行愛好会「Field Work」が運営している日本の観光地の見所を教えてくれるサイト。奥入瀬渓流のことが詳しく書かれていて、自分がその場にいるかのようにイメージすることができます。<どの名所が見たいか悩んだときには、ヒントをくれるかも。
※ https://hirotravel.com/oirase/page_thumb21.html
奥入瀬渓流のライブカメラは?
奥入瀬渓流にはライブカメラはありません。
しかし奥入瀬渓流の上流にある十和田湖畔にはライブカメラが設置されています。
※ http://www.eco-oirase.com/ja
「奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト」のWebサイトですが、Web上から24時間いつでも観ることができます。ページ右下のあたりにライブカメラの案内が出ております。
奥入瀬渓流の観光バス
奥入瀬渓流には専用の観光バスはありませんが、JRバス東北の路線バスが走っています。
路線バスは朝8時~夕方16時まで15分~1時間間隔で運行しています。大体15分~30分の間隔で運行していますが、時間帯によっては1時間程度前のバスとの時間が空くので注意が必要です。
また、奥入瀬渓流マイカー交通規制が行われる期間は20分から30分間隔で有料のシャトルバスが運行します。バスの運賃は1日券で800円です。
2018年度のマイカー交通規制は以下の通りです。
奥入瀬渓流マイカー交通規制
・2018年10月25日(木)・26日(金)10:00~14:00まで
・2018年10月27日(土)・28日(日)9:00~15:00まで
なお、10月27日(土)・10月28日(日)にはエコロードフェスタが開催されます。奥入瀬渓流の上流・下流付近でのイベントや普段とは一味違うツアーが開催されるのが魅力です。
これから見頃を迎える紅葉の綺麗な時期に、ご家族やお友達と奥入瀬渓流を楽しんでくださいね。流付近でのイベントや普段とは一味違うツアーが開催されるのが魅力です。
これから見頃を迎える紅葉の綺麗な時期に、ご家族やお友達と奥入瀬渓流を楽しんでくださいね。