コンビニエンスストア最大手の「セブンイレブン」
2020年の秋頃から、
お買い物時に自分で現金を入れたり
操作するレジが増えてきたと思いませんか?
セブンイレブンのレジが
セミセルフ式になっていた❗
お支払は現金ですか?と聞かれたので、なんで?と思ったら、ここにお金を投入してください❗
コロナ対策で現金の受け渡しを避けてるのかな⁉️#セブンイレブン#セミセルフ式 pic.twitter.com/G6iQGFiTy2— アンのパパ (@annenopapa) March 18, 2021
店員さんに商品を渡し、
バーコードを読み取るまでは従来通り。
しかし、現金支払いの時に
店員さんに現金を渡そうとすると
「こちらで・・・」と
レジ前を示されたことは
一度や2度ではないはずです。
すぐわかる!セミセルフレジの使い方
セミセルフレジの使い方は、
基本的に、店員さんのスキャン&
こちらのタッチパネル操作になります。
流れも簡単です。
2.レジに行く。
3.店員さんに商品をスキャンしてもらう。
4.決済にタッチパネルで決済方法を選ぶ。
例:現金、nanaco、交通系電子マネー、クレジット等
5.支払い
・現金の場合:お金の投入口にお金を入れる。
・そのほか:タッチしたり、カードの差し込みなど。
6.支払い完了後、レシートを受け取り完了!
やってみたら、本当に簡単です。
店員さんも丁寧に教えてくれるので、
迷ったら遠慮なく聞いてみてくださいね!
ちなみに、nanacoや交通系電子マネーは、
決済時にもチャージ可能です。
「チャージする」から、案内通りに進めていけば、
問題なくチャージできます。
もし混雑を気にされるのであれば、
セブン銀行のATMから事前にチャージもできますよ!
セミセルフレジ急激に増えた?!
セブンイレブン・ジャパンは2020年9月に
この「セミセルフレジ」を導入開始し、
2021年8月までには全国約21,000店舗のうち
9割に導入を完了させたそうです。
人手不足が囁かれている昨今、
店員さんのレジ打ち負担の削減や
キャッシュレス決済の普及に伴い、
時代の流れに沿うべくセミセルフレジを導入したそうです。
また予測していたわけではありませんが、
2020年に入り世界中を混乱に陥れた
「新型コロナウイルス」による
ソーシャル・ディスタンス
(接触機会の減少)の動きにも
寄与したのではないかと言われています。
さて、そんなセブンイレブンの
セミセルフレジ、どのようなメリットがあるのでしょうか?
セブンイレブンのセミセルフレジのメリットは?
他コンビニチェーンの
ローソン・ファミリーマートでは
完全セルフレジがありますが、
キャッシュレス支払いしか対応しておりません。
セブンイレブンのセミセルフレジでは、
各種キャッシュレス決済に加え
現金での支払いも可能であることがメリットとなっています。
またお店側でも、
レジ接客時間が大幅に減らせることにより
他の作業に時間を割ける、
といったメリットも生じたようです。
セブンイレブン側によると、セミセルフレジを導入することで「1日あたり約7時間分のレジ接客時間を削減」できたとのこと。
まぁほんとみなさん、レジ前で現金を数えたり、ポイントカードを探したりでモタモタしてることがわかります(苦笑 pic.twitter.com/uD3nIRX8mj
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) July 30, 2020
確かに、
支払い時に現金を数えたりする作業は
客・店員両方の時間をとってしまいますからね。
また、キャッシュレス決済の場合は
クレジットカード・デビットカード初め、
各種電子マネーやQRコード決済など幅広くに対応しています。
またビー ル券・QUOカードや
セブン&アイ共通商品券なども
セミセルフレジで使用可能です。
タッチパネルも大きくわかりやすいことから
スピーディーな決済ができますので
レジ待ちなどのストレスも軽減し、
結果的に店側も回転率が上がるというメリットが生じます。
何と言っても現在のコロナ禍では、
非接触型の決済となることから
多くの人に少しでも安心が提供できる
決済システムと言えるのではないでしょうか。
しかし、良い点ばかりのものは
世の中に存在しない通り、
セミセルフレジにもデメリットは存在するといえます。
デメリットとして考えられる何点かをご紹介します。
セブンイレブンのセミセルフレジのデメリットは?
キャッシュレス決済は
スピーディーといえますが、
お年寄りや子供など慣れない利用客の場合、
特に現金決済時には逆に時間がかかる可能性があります。
また現金・キャッシュレスともに機械で
自分で決済処理をしなければならないため、
特に現金決済の時代を長く過ごしてきた
高齢者となるほど戸惑いは強いかもしれません。
セブンイレブン、セミセルフレジを設置、1日約7時間の業務削減に _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】
こんなにお札を入れる場所がわかりやすいのにわからない高齢者が多い…今日はATMお札投入口の様にお札を立てて入れようとしてます https://t.co/XFF3LeSK5p
— まりたろー (@maritaro_7) August 20, 2021
そのため客に慣れが生じるまでは、
店員さんの負担も増えてしまう可能性は残されています。
また完全セルフレジではないことから、
店員さんは商品をスキャンし
金額を確定させなければならない
業務が残りますので
人件費を大幅に削減できるわけではない、
という点も挙げられます。
機械を丸ごと
入れ替えなければならないので、
費用面の負担も大きいはずですが、
人数を減らすこともできないので
すぐには費用対効果は見込めない、
という店側のデメリットもあるでしょう。
ただし完全セルフレジの場合は
自分でバーコードスキャンをしなければならず、
不慣れの場合は非常に時間がかかってしまう
というデメリットがありますので、
慣れた店員さんがスキャンをすることも
決して無駄ではないでしょう。
まとめ
世の中は
段々と便利になっていくようですが、
効率だけを追い求めて人を減らすことも
正しくはないような感じがします。
客も店員も、お互いが補い合って
結果的に回転率が上がるのであれば、
セミセルフレジのシステムが
最も理想的だと思いますがいかがでしょうか?