ニット帽、メンズのおしゃれポイントは?
メンズ用のニット帽は、主に冬の防寒アイテムでしたが、最近では夏でもニット帽をかぶる人が多くなりました。
冬物と夏物の違いは素材ですが、基本的なかぶり方は同じです。
メンズニット帽がおしゃれポイントは、正面・側面・背面からどう見えるかです。
また、顔の輪郭や髪の長さによってもかぶり方を少し工夫する必要があります。
基本形は、額の生え際が隠れるくらいで、耳は半分隠れ、後ろは襟足が少し見える程度の深さで、丸顔なら浅めに、面長なら深めにかぶるとバランスが良くなります。
前髪を出すと中性的な少年のイメージが色濃くなり、出さなければ大人の清潔感が演出できます。
メンズニット帽のベースデザインはベル型で、ワッチタイプかキャスケードタイプが主流ですが、ベレータイプも根強い人気です。
コーディネイトはトータルバランスが重要ですが、ニット帽の色をアイテムのどこかに取り入れるとバランスよくまとまります。
ニット帽、レディースのおススメは?
レディースのニット帽はメンズに比べてデザインも色も豊富です。同じキャスケードでも耳あて付きのタイプもありますし、つばの長さもさまざまです。
ボンボン付きのかわいいタイプや、編み方に凝ったフィッシャーマンタイプも素敵です。
レディースニット帽のかぶり方に基本は、ほぼメンズと同じですが、ガーリーに決めるならベレータイプがおすすめです。
コケティッシュなイメージにしたいなら、かわいい柄のAシルエットワンピに、メンズシャツをはおりワッチタイプのニット帽をかぶるコーディネイトがおすすめです。
メンズならトータルバランス、レディスなら少し抜けた感のあるコーディネイトがニット帽をよりおしゃれにするポイントです。
大きめのジーンズとシャツを無造作に着こなして、キャスケードタイプのニット帽を目深にかぶるのも、今どきの着こなしです。
ニット帽の編み方、簡単な方法は?
意外と簡単に編めるのもニット帽の特徴のひとつです。
ニットの最大の特徴である伸縮性があればこそなのですが、大まかな大きさが合っていれば大丈夫です。
まず額周りの大きさを決めて編み始めるのが簡単な編み方の基本です。
カギ針でも棒針でも同じですが、ここが決まると後は同じ作業の繰り返しで、平面に編んだものを後で筒状にするか、初めから筒状で編むかの2種類です。
初心者にお勧めなのはカギ針で、初めから筒状で編んでいく方法です。
まず大きさを決めますが、イメージは円錐形です。
底辺は額周り、高さは眉から頭の頂点までの長さの約1.5倍が基本です。
底辺の円形をくさり編みで作り、一段ずつ編み上げていきます。
編み方はいろいろありますが、初めてなら「こまあみ」がおすすめです。
目が揃いやすく、出来上がりもきれいな編み目ですので、ぜひ試してみてください。
初めに決めた高さの半分までは底辺と同じ目数で進めます。
後の半分で目数を一定の割合で減らしていき、最後は10目程度で終わります。
最後の10目は一緒にくくり、くくったニットを内部に押し込んで出来上がりです。
ニット帽の専門店はどこにある?
今はやりのニット帽ですので、専門店もたくさんあります。大きなショッピングモールなら必ずといってよいほど出店されていますし、帽子全般を取り扱うお店でもニット帽コーナーを設けているところがほとんどです。
お店が近くにない場合はネットで購入する方法もあります。
ニット帽で検索すれば、迷うほどたくさんのお店がヒットしますので、お気に入りの一品を見つけることができます。
価格はピンキリですが、ブランドものや一品ものはやはりそれなりのお値段です。
ニット帽は夏にも人気!
今では夏でもニット帽はほぼ当たり前になっています。
冬はウール、夏はリネンが定番ですが、サマーニットを使った夏用のニット帽もよく見かけます。
かぶっている本人は暑くなくても、見ている人に暑苦しい印象を与えてしまっては、せっかくのおしゃれ度も半減しますので、夏のニット帽を選ぶなら、素材と色を厳選し、できれば毎日でも洗えるような清潔感のあるものがおすすめです。
コットン素材のさわやかな色味のニット帽は、夏の定番になりつつあります。