【登山服装】冬に気を付けるべきレディースの服装と対策ファッション

スポンサーリンク




女性の中でも人気が上昇している、登山。
特に雪化粧した冬の山の景色は、圧巻ですよね。

しかし、ただでさえ寒い山です。
冬に行くのであれば、対策と準備を怠ってしまうと命取りとなってしまいます。

なによりも着ていく服装が大切です。
従ってこの記事では、冬の登山を計画されている方に向けて、おすすめの服装をご紹介します。

こんな方におすすめ
  • 登山で着ていく服装で気を付けるべきことを知りたい
  • 冬服のおすすめを知りたい
スポンサーリンク

登山服装<レディース>冬は絶対気を付けてほしいファッションのポイント

冬の登山に適した服装を選ぶにあたり、重要なポイントが2つあります。
それは汗対策防寒対策です。

汗対策

汗対策が必要となる季節は夏というイメージがあるかもしれませんが、登山ではオールシーズンで汗対策が必要です。
むしろ冬こそ、汗対策が最重要と言っても過言ではありません。

冬はもちろん寒いです。
日常生活において汗をかくことも少ないでしょう。

しかし登山は、普段の生活とは運動量がまるで違います。
冬といえど、必ず汗をかきます。

汗対策を怠ってしまうと、かいた汗と冬の山の気温により体はどんどん冷えていき、最悪の場合、低体温症となってしまいます。

では汗対策とは具体的に何をすればよいのか?
その答えは、吸湿性かつ速乾性のある服装を身に着けることです。

具体的な服装は後ほどご説明します。

防寒対策

防寒対策が非常に重要となる登山ですが、最も気温が低くなる冬は、他の季節よりもさらに万全な対策が必要でしょう。

冬の登山における防寒対策のポイントは、下記3つです。

  • 重ね着(トップスだけでなくボトムスも!)
  • 風対策
  • 体の隅々まで防寒

では各ポイントの詳細をご説明します。
なお、ここではポイントの解説に留め、具体的な服装のおすすめは後ほど記載します。

重ね着(トップスだけでなくボトムスも!)

他の季節と同様に、冬の登山でも重ね着をしましょう。

理由は言うまでもなく、ふもとと山頂では気温差が激しいからです。
標高1000mの山頂では、ふもとと比べて約6.5℃も気温が低いと言われています。

動いて暑くなった際は上着を脱げるように、気温が低くなり寒くなった際は上着を羽織れるように、重ね着の準備をしておきましょう。

また他の季節ではトップスのみ用意をしておけばOKですが、冬の場合はボトムスも重ね着の準備をしておくことをおすすめします。

意外にもボトムスの防寒対策は盲点になりがちです。
私もトップスの対策ばかりに気をとられ、よく忘れてしまいます。

しかし上半身も下半身も当然、同じ体。
上半身が冷えるのと同じように、下半身も冷えます。
特に女性は冷え性で、下半身がよく冷えるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ボトムスも重ね着することで、下半身の防寒対策も万全にしましょう。

風対策

ただでさえ風の強い山ですが、落葉した冬の山では他の季節と比べて一層風が強くなります。

冬は街中でふく風でも十分寒いですよね。
私も冬の街に吹く風の冷たさには参ってしまいます。

ですが、山の冬の風の厳しさはそれ以上です。

従って風対策も視野に入れて服装を選びましょう。

体の隅々まで防寒

冬の山の寒さは、本当に想像を超えるものです。

他の季節ではトップスとボトムスのみ準備を整えれば十分ですが、冬ではさらにプラスαの対策として、下記アイテムも身に着けて登山へ臨みましょう。

  • グローブ(手袋)
  • マフラー(ネックウォーマー)
  • ニット(帽子)

体の隅々まで、肌の露出は一切なくすほどの心づもりで準備するとよいです。

特にニットですが、耳まで覆うことができるタイプを選ぶと良いです。

スポンサーリンク

山ガールファッション紹介♪~冬バージョン~

では重要なポイントをお伝えしたところで、これから冬の登山におすすめの服装をご紹介していきます!

先程お伝えした通り、登山では重ね着の準備をしておくことを強くおすすめします。
最低でも、3枚の重ね着ができるよう、用意しておきましょう。

登山の世界ではこの3枚の服装を肌から近い順に、アンダーウェア、ミッドレイヤー、アウターと呼びます。

ではこのアンダーウェア、ミッドレイヤー、アウターには、それぞれの役割があります。

  • アンダーウェア
    • いわゆる肌着。汗を吸収する役割
  • ミッドレイヤー
    • アンダーウェアとアウターの間に着るアイテム。体の保温をする役割
  • アウター
    • いわゆる上着。寒くなった際に羽織るアイテム。雨・雪・風などから体を守る役割

では続いてアンダーウェア、ミッドレイヤー、アウターには具体的にどんな服を着ればよいか、ご紹介します。

アンダーウェア

冬のアンダーウェアには、タートルネックが良いと思います。
体の寒さ対策はもちろん、首まで温めてくれるのでおすすめです。

さらに吸湿性・速乾性に優れたポリエステルウール素材だと、ベターです。
理由は言うまでもなく、汗対策ですね。

ミドルウェア

冬のミドルウェアには、ダウンジャケットフリースジャケットがおすすめです。

どちらも動きやすいうえに保温性にも優れており、冬の登山にはまさにうってつけです。

特に寒い日や標高の高い山へ行く場合、化繊綿羽毛が入ったダウンジャケットだとさらに温かく、ベストです。

アウター

最も体の外側に着ることになるアウターは、レインウェアがいいでしょう。

防寒・防水素材であるレインウェアなら、雨、雪、そして先程脅威とお伝えした風から、体を守ってくれることが期待できるためです。

また、山はただでさえ天候が急変しやすい環境です。
雨風だけでも十分脅威ですが、冬はここにさらに雪も加わります。
さっきまで晴天だったのに急に吹雪になる、ということもあり得るでしょう。

従って防寒・防水対策がしっかりできる、レインウェアをアウターに選びましょう。

私は雪国育ちなのですが、雪とは真横に降ることもあります。
従ってアウターにダイレクトに当たります。傘はもはや無意味です。

防寒・防水素材でないアウターだとすぐにびちゃびちゃになり、途中で保温効果などなくなってしまいます。

平野の雪国でもそうなるということは、冬の山はなおさら、防寒・防水素材のレインウェアで対策が必要です。

ボトムス

先程お伝えした通り、冬の登山ではボトムスも重ね着することを推奨します。

おすすめのアイテムは以下の通りです。

  • アンダーウェア:タイツ・レギンス
  • ミドルレイヤー:登山用パンツ
  • アウター:防水パンツ
スポンサーリンク

まとめ

この記事では下記内容をご紹介しました。

  • 冬の登山では汗対策防寒対策が特に重要
    • 汗対策として、吸湿性かつ速乾性のある服装を身に着ける
    • 防寒対策として、重ね着、風対策、体の隅々までの防寒が必要
  • 冬の登山におすすめの服装
    • アンダーウェアのおすすめはタートルネック
    • ミドルウェアのおすすめはダウンジャケットフリースジャケット
    • アウターのおすすめはレインウェア

上記対策で臨めば冬の登山も万全!とは思います。

しかし、これは個人的な意見ですが、もしあなたが人生初の登山であるならば、冬にデビューすることはおすすめしません。

山の冬の厳しさは本当に侮れません。
ただでさえ寒い山に、冬の寒さが加わりますし、他の季節では少ない雪の脅威もあります。

冬の登山は、四季の中で最もレベルが高いと言えるでしょう。

初めての登山は気候がまだ比較的良く気温も暖かい、春~秋のシーズンにトライされてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました