福岡の紅葉、時期はいつ?
福岡県の紅葉の見ごろはおおむね11月中旬から下旬にかけての約半月ですが、暖冬だった年には12月上旬まで見ごろが続いたという記録もあります。
福岡県は大都会にもかかわらず、紅葉の見所が近いという特徴があります。
マイカーでも気軽に訪れることができる紅葉ポイントも多く、オンシーズン中は多くの人出でにぎわいます。
少し郊外に足を伸ばして自然の中で紅葉を楽しむなら、都市部より標高が高い分、少し早めのお出かけをおすすめします。
中でも、大宰府にある龜門神社の紅葉は大人気です。
神々が宿る山として親しまれている宝満山の登山口として、また縁結びの神様として有名で、参道周辺の紅葉が集中している場所は、見渡す限りの赤いグラデーションで最も美しいと言われています。
福岡の紅葉、八幡宮で楽しみたい
福岡県の紅葉八幡宮の住所は福岡県福岡市早良区高取1丁目26−55です。
地下鉄空港線藤崎駅が最寄り駅で、福岡駅から約21分です。
マイカーなら福岡都市高速環状線を使って約18分で到着します。近隣も含め駐車場はありますが、近隣は閑静な住宅街ですのでできれば公共交通機関を利用がおすすめです。
紅葉山公園を含む小さな丘全体が八幡宮で大きな鳥居のある山門をくぐって行きます。
その名の通り紅葉の名所として福岡県民の憩いの場所です。
境内には「祖霊殿」「神輿堂」「宇賀稲荷神社」「利生の水」「神楽堂」があり、紅葉山公園の山頂にも行けます。
福岡で紅葉狩りをしよう
福岡県で紅葉狩りに行くなら英彦山か日向神峡がおすすめです。
どちらも自然豊かで心が洗われるような気持になれる場所です。
英彦山は、古くから修験場として有名な日本屈指の霊山です。その山頂からの眺めは特に素晴らしく、標高差があるので長く紅葉を楽しむことができます。
英彦山神宮へのアクセス(福岡県田川郡添田町)
公共交通機関:JR彦山駅から町営バスに乗り換え神宮下で下車し徒歩15分、スロープカーを利用の場合は、町営バス銅の鳥居下車
マイカー:大分自動車道杷木ICから別所駐車場し徒歩約20分
日向神峡は、矢部川上流の日向神ダムの湖畔にあります。その昔、天馬が蹴って作ったという伝説の蹴洞岩や、ハート岩などもあり、湖畔に映える紅葉が美しいところです。
少し奥にある杣の里渓流公園周辺でも美しい紅葉が楽しめます。
日向神峡へのアクセス(福岡県八女市矢部村日向神)
公共交通機関:JR羽犬塚駅からバスで日向神ダム入口下車徒歩20分
マイカー:九州自動車道八女ICから約60分
福岡の紅葉、名所といえば?
福岡県には紅葉の名所と言われる場所がたくさんありますので、今回は人気スポットを3つご紹介します。
1.秋月城跡(朝倉市)
筑前の小京都と呼ばれる秋月の城下町は、11月下旬から12月初旬に黒門周辺のモミジが赤く染まり、それは見事な景色を見せてくれます。
赤いもみじと黒門のコントラストが素晴らしく、この頃になると早朝からたくさんの観光客で賑わいます。
2.柳坂曽根の櫨並木(久留米市)
南北約1㎞に渡る美しいハゼの並木道は、新日本街路樹百景にも選定されたほどです。
250本のハゼが11月中旬頃から色づき始めると、たくさんの観光客が集まるほか、この紅葉の時期に合わせて紅葉祭りも開催されるので、屋台なども並び一気ににぎやかになります。
紅葉とは違う秋の景色を見せてくれるハゼの並木の美しさは一見の価値ありです。
3.清水寺本坊公園(みやま市)
室町時代に雪舟が作庭したと伝わる清水寺は、自然の造形美と人口の造形美が見事に融合した素晴らしい庭園です。
静かに散策したくなるような落ち着いた雰囲気を漂わせるこの公園の紅葉は、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。
紅葉のメインはイロハモミジです。
福岡の紅葉、どこでライトアップされてる?
福岡の紅葉ライトアップで有名なのは藤江氏魚楽園です。
ここは著名なライティングデザイナーが手掛けることで有名で、その幻想的な風景は他の紅葉ライトアップスポットとは一線を画しています。
主役はあくまでも自然の風景でありつつ、その美しさを極限まで引き出すライティング技術は目を見張ります。
この世とは思えない夢うつつの風景を体感するために、ぜひお出かけしてほしいイチオシスポットです。