総務省統計局が実施した家計調査によれば、
全国の4人家族の電気代は年間141,456円、
月平均では11,788円となっています。
ちなみに2020年のデータだと
夏場は10,867円、冬場は14,329円だそうですよ。
ご家庭によっては、
どの部分で電気代が高いのか
異なるところではあるでしょう。
そこで、電気代の内訳は
実際どのような感じなのか?
高くなる原因や安くなる方法も併せて調査しました。
電気代の平均!4人家族の電気代内訳を調査
内訳をみると
- 1位 エアコン 約54%
- 2位 冷蔵庫 約13%
- 3位 照明器具 約11%
- 4位 テレビ 約5%
の割合になっています。
合算してみると、この4つで
電気代の約8割を占めていることがわかりますね。
ご自宅の電気代が高いのか安いのか、
判断基準は総務省発表の平均電気代が参考になります。
2020年の報告では、
・「家具・家事用品」
・「光熱・水道」
・「保健医療」
の項目は、平均的に消費が大きくなったと統計がでています。
高いにせよ安いにせよ、
その原因は家電使用の内訳に隠れているといえそうです。
もし、平均額と比較して電気代が高い!
と感じるのであれば、その原因について掘り下げてみましょう。
電気代が高い!その原因を徹底分析!
一つは電力会社と契約している容量の設定があります。
大まかには
「アンペア制」と「最低料金制」
の契約があります。
アンペア制は契約したアンペアにより基本料金が変わります。
恣意的なリードだなあ。関東のアンペア制は同時使用に弱いし、関西の最低料金制は使用を抑えれば安く済むわけだ。東京のアパートでたいした家電使ってないのにブレーカー落ちて不便だったよ。→アンペア節電、関西は無理 関電は使うほど高単価に http://t.co/F3gqMIY
— なつみ💉ブースター済 (@natsumini) June 22, 2011
もちろん、大きなアンペアになるほど
基本料金が高くなりますが、
逆に言えば一度に使える家電の量が増えることでもあります。
小さいアンペア数にすれば
使える家電の量も減ってしまうことになります。
正直、ここは悩みどころではあると思います。
なお、大半の過程では
40アンペア契約が多いと見られます。
ご家庭についているブレーカーでも
40アンペア仕様のものが大半ではないかと予想されます。
もしブレーカーが60アンペア仕様になっていて、
契約も60アンペアで行っている場合、
極端に電気代を消費する家電等が無い場合は
見直しの対象とすべきと考えてもよいでしょう。
他に電気代が高い原因として考えられるのは
家電製品の電源を入れっぱなしであるとか、
消費電力の多い家電を使用している等もあるでしょう。
消費電力が多かったり、
頻繁に使うなどで結果的に電力を
多く使うものとして考えられるのは
- エアコン
- 洗濯乾燥機
- 食洗器(乾燥機能付き)
等があげらます。
ブログ更新 消費電力量が多い家電製品は?: 消費電力量が多い家電製品は?
電気は大事なエネルギーです!
消費電力の約7割は
エアコン 冷蔵庫 照明器具 テレビ の4つに
使われています。
家庭でで… http://amba.to/lEQgVp— amane (@amebaguide) June 1, 2011
特に「温度を上げる」系統の家電は
消費量が多くなってしまう傾向が強いです。
エアコンのように暖を取るものは別として、
乾燥機系は使用を控えたり、
最初から持たないといったことで
無駄な電力の消費は押さえれるのではないでしょうか。
あとは漏電で電気代が急騰することもあります。
漏電は特に事故が恐ろしいので、
疑わしい場合は契約した電気会社に相談をしてみましょう。
ご自宅の電気代がもし平均値よりも
電気代が高めだなと感じた場合、
少しでも下げたいと思うのが人の心理というもの。
普通に使っているのに何で…と感じた場合の、
電気代を安くするテクニックについて
簡単にご紹介していきます!
電気代を安くする方法を教えます!
電気代を安くする方法を
いくつかあげてみました。
家電の買い替え
一度購入すれば、なかなか買い替えることの少ないのが家電製品。
しかし毎年新商品が出てきますし、
世の中のエコに対する関心も
高まっている風潮がありますよね。
他にも、性能の向上から
電気代の消費が少なくても
充分な性能を発揮する製品も多々登場する昨今。
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ、
この4点は生活に必需と思いますが、
その分電力消費量も多いのは間違いありません。
もしこれらを、
長年買い替えることなく使用している場合は、
最新のものとすることで
電気代を安くすることが出来る場合もあります。
電力プランの見直し
2016年4月より、
電力の契約先を自由に選択することが出来る
「電力小売りの完全自由化」が開始し、
様々な企業が電力販売に参入しています。
電力の契約は引っ越しの時しか行いませんので、
最初の契約のまま放置しているなんてことも
多々あるかもしれません。
現在では様々な電力会社を
選択できる自由がありますので、
一度現状の契約内容を見直してみるのもいいでしょう。
契約先を変更することも
電気代を下げる大事な要因となります。
使用方法の工夫
これは結構有名な方法ですが、
設定温度を一度上げ下げするだけでも
電気代は変わってきます。
エアコンや冷蔵庫等、
温度の上げすぎや下げすぎとなっていないか、
確認してみましょう。
あとはエアコンのフィルター掃除、
ゴミがたまっていると能力が落ちてしまいます。
これは電気代の消費に繋がってしまいます。
こまめにフィルターを掃除することで
電気代の消費を抑えることに繋がりますよ^^
まとめ
引っ越しは
そんなに頻繁に行うことでもないので、
電気の契約も見直すことは少ないかもしれません。
これを機に、契約内容の見直し、
家電製品の買い替え等を行い、
電気代の削減に繋げてみてくださいね。