毎回キレイに洗っているはずなのに、
だんだんひどくなる「枕の黄ばみ」。
それらの汚れの原因は、「皮脂」です。
ワイシャツやカッターシャツの襟元にもできますよね。
人の皮脂が空気中の酸素に触れる事で、
黄ばみが起こってしまいます。
「ちゃんと洗っているのに…」という人は、
洗剤のすすぎ残しが原因という可能性が高いです。
また、枕カバーは濡れたままの髪やよだれ、
寝汗なども原因の一つになります。
こういった枕の黄ばみは、
きちんとお手入れすれば落とすことが可能です。
枕カバーの黄ばみを落とす最強の落とし方は?
やり方としては、
- おしゃれ着用中性洗剤を溶かした40℃のぬるま湯に枕カバーをつけ、手で優しくもみ洗い。
- 泡がなくなるまで、しっかりぬるま湯ですすいだのち、風通しのいい所で干す。
原因は、皮脂ですので
「ぬるま湯」で洗うということがポイントになります。
漬けおきで枕カバーの汚れを落とすこともできます。
- おしゃれ着用の中性洗剤を溶かした40℃のぬるま湯を用意。
- 黄ばんだ部分に、酸素系漂白剤を直接塗り込んだ枕カバーを2時間つけおきする。
- いつも通り洗濯機に入れて洗い、風通しのいいところで干す。
こちらもぬるま湯につけておくのがポイントで、
しっかり黄ばみの部分に漂白剤を塗り込んでください。
本当は、毎日洗濯するのが理想的。
最低でも、週に1回を目安に枕カバーは洗濯しましょう。
枕カバーの黒ずみってなに?黄ばみと同じ?
黄ばみの原因は分かりましたが、
黒ずみも同じ原因なのか?気になりますよね。
黒ずみは、黄ばみより頑固なのが特徴です。
原因は、皮脂にプラスして
ほこりやゴミが付着した汚れの蓄積。
黄ばみをほったらかしにしていると、
黒ずみにまで進行してしまうということですね。
黒ずみ、カビにもなり衛生的にも悪いです。
人は、寝ている間に
コップ一杯の汗をかくと言われています。
ですので、思ったよりも
汚れは蓄積していると思ったほうがいいです。
カビは、高温多湿のような場所を好みます。
小さな胞子が集まり、
とうとう目にみえて黒ずみ、
カビになって現れます。
枕カバーに黒ずみが発生した場合は、
枕本体にまで浸透している場合が多いので、
発見したら「枕」もしっかり洗わないと意味がないです!
枕本体が洗えないタイプなら、
クリーニングに出すようにしましょう。
枕カバー臭い取れない問題は黄ばみと一緒に解決できる?!
枕カバーのあの独特な臭いも、
悩みのタネですよね。
洗ったのに、すっきりしない。
仕方ないのかな…と思ったりもします。
この匂いの原因も、
寝ている間に蓄積された皮脂です。
つまり、黄ばみを落とすように
ぬるま湯でこすり洗い、つけおきし、
汚れの元をキレイにすれば、
臭いもすっきりします。
枕カバーが白い場合は、
塩素系の漂白剤でも問題ありませんが、
洗浄力が強いので使いすぎに注意です。
重曹は、臭いにも強いと言われているため、
重曹でつけおきするのも一つの方法です。
注意点は、水に溶けにくいので
入れすぎると枕に付着し、
流しきれないまま雑菌の元になりかねません。
お湯は、熱すぎると
繊維を痛めてしまうので50℃までがおすすめ。
つけおきの際、
枕カバーが浮いて気になる場合は
ラップで蓋をすると均一につけおきすることができますよ。
付け置きの場合時間は、2時間までにしましょう。
枕カバーの素材によっては、
天日干しで色がおちてしまいます。
洗濯ラベルを確認の上、
日陰か日なたに干し、
風通しのいいところでしっかり乾かしましょう。
臭いの元を消したい!ならば、
こすり洗いやつけおきで
しっかり除外しておげると、
夜も不快なく眠れますね。
ポイントのおさらい
- 枕本体を洗う・天日干しをする
- 髪の毛をしっかり乾かす
- 洗濯頻度を増やす
- 生活習慣・食生活の見直し
臭いがきつい人は、
ストレスや食生活にも問題があると言われています。
年齢によっては、加齢臭も考えられます。
いずれにせよ、衛生的に良くないですね。
まとめ
- 枕カバーの黄ばみの原因は「皮脂」
- 黒ずみは、黄ばみにゴミやほこりが付着したもの
- 黄ばみより黒ずみのほうが頑固
- 漂白剤でのつけおきが効果的
- 臭いも、汚れの元をおとせばなくなる
あくまで、洗濯表示に従った洗濯方法をするのが一番です。
枕カバーの黄ばみを落とす
最強の落とし方は、起きたままの状態で、
枕はそのまま横にしていると、
通気性の悪いため汚れや、
臭いの蓄積を早めることになります。
起きたら、まず枕を立てかけるか干すことを心がけましょう。