今日本では様々なものが値上がりをしていますよね。
値上がりをするも給料は上がらず
という状況であり、多くの人が生活に困っています。
そんな値上がりばかりのニュースの中で
cpiという言葉をよく聞きますよね。
このcpi、一体意味としてはどういうことなのでしょうか？
結論から言えば、
cpiは「消費者物価指数」を表し、
商品の購入した際の価格の変動を表します。
ここではそんなcpiについて詳しく解説をしていきます！
cpiの発表時間に注目！いつ発表されるの？
cpiは経済用語であり、世界中で用いられています。
世界の経済状況を把握する上で
必要不可欠の指標であり、
たびたびニュースでもcpiが取り上げられますね。
必要不可欠な情報であるcpiですが、
この指標の発表時間はいつなのでしょうか？
日本の発表は毎月19日がある週の金曜日
日本の場合には
毎月19日を含む週の金曜日の午前8時30分
に発表をされます。
詳しく解説をしていきます。
cpiは上記の時間に前月分の指数を発表しています。
またそれ以外に
都市である東京都区部の当月分指数の速報値を
毎月26日を含む週の金曜日の午前8時30分
に出しています。
なので6月のcpiですが、
東京では速報値として既に発表をされています。
ちなみにこちらの結果、2%の上昇となっています。
やはり生活においての値上がりを
実感せざるを得ない状況となっています。
cpiの発表時間は国によって違う
またcpiの発表時間は国によって違います。
例えばアメリカの場合には
毎月15日前後での発表となっており、
世界経済に基準となるため大きな注目となっています。
【CPI（消費者物価指数）の見方】株投資に必要な情報はどこを見て分析?
cpiですが見方を知っておくと、
株式投資を行う際の判断材料の1つになります。
cpiの上昇や下降を見ることで、
経済がどのように動いているか分析することができます。
基本的にcpiはポイントで表され、
通常基準の年が設定をされています。
この基準の年は5年ごとに改変をされていきます。
ちなみに現在は2020年の物価が基準となっています。
比較したい年と基準の年（現在は2020年）で、
どれくらいポイントが動いているか見るようにしてみましょう。
具体的に当てはめてみましょう
ポイントで表されているCPIと連動して%で
物価の上昇がわかるようになっているということでしたね。
最初で例にあげた東京の速報値で当てはめてみましょう。
すると「6月のcpiは2%ほどの上昇」という表現が、
このような仕組みで変動があったということがわかります。
このcpiの変動があることによって
大きく影響を受けるものがあります。
それは、株投資です。
cpiが上昇をしているということは物価が上昇し、
経済はインフレに進んでいるということです。
現在、世界的にインフレが進んでおり、
世界各地では賃金の上昇を求めるデモも発生していますね。
本来インフレというのは賃金の上昇とともに発生をします。
しかし日本の場合には近年の経済停滞に加え、
世界情勢の混乱により、賃金が下がりながら
物価が上昇するというスタグフレーションという状況が発生しています。
インフレが発生をすると、
世界の中央経済は物価上昇を防ぐために利上げを行い、
金融引しけを図ろうとします。
金融引き締めを行うことで
市場に出回るお金が少なくなるので、
お金の循環がなくなり、
自然とインフレがおさまるということですね。
ただこの金融引き締めは
要は景気をわざと停滞させ悪化させるということです。
つまりは、cpiの上昇は株価が伸びにくく株価が下落しやすくなるということです。
株投資をする場合にはcpiの数値を見て、
上がり幅を確かめるようにしましょう。
特に外国株を買う場合には
その国のcpiを確かめることが大切です。
アメリカでは現在cpiが急激に上昇しており、
それによる金融引き締めが行われています。
それにより株価が下がりやすい状態になっています。
現在は世界的経済混乱の中株価も毎日激しく上下をしています。
ですので無理のない範囲での投資を心がけてくださいね。
まとめ
cpiとは消費者物価指数を表し、
経済状況を把握するためには欠かせない指標です。
日本の場合には
毎月19日を含む週の金曜日の午前8時30分に発表をされます。
またそれ以外に都市である
東京都区部の当月分指数の速報値を
毎月26日を含む週の金曜日の午前8時30分に出しています。
これらによって日本の物価が分かり、
今その国がどのような経済状況になるかが分かります。
このcpiは株投資をする際にも重要な指標であり、
世界の経済状況を予測しながら株投資をすることが大切です。
現在は世界的に経済混乱が続いているので、
株投資をする際には無理のない投資を行うようにしてくださいね。
