毎回キレイに洗っているはずなのに、
だんだんひどくなる「枕の黄ばみ」。
それらの汚れの原因は、「皮脂」です。
ワイシャツやカッターシャツの襟元にもできますよね。
人の皮脂が空気中の酸素に触れる事で、
黄ばみが起こってしまいます。
「ちゃんと洗っているのに…」という人は、
洗剤のすすぎ残しが原因という可能性が高いです。
また、枕カバーは濡れたままの髪やよだれ、
寝汗なども原因の一つになります。
こういった枕の黄ばみは、
きちんとお手入れすれば落とすことが可能です。
枕カバーの黄ばみを落とす最強の落とし方は?
![枕カバー_黄ばみ3](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/枕カバー_黄ばみ3.jpg)
やり方としては、
- おしゃれ着用中性洗剤を溶かした40℃のぬるま湯に枕カバーをつけ、手で優しくもみ洗い。
- 泡がなくなるまで、しっかりぬるま湯ですすいだのち、風通しのいい所で干す。
原因は、皮脂ですので
「ぬるま湯」で洗うということがポイントになります。
漬けおきで枕カバーの汚れを落とすこともできます。
- おしゃれ着用の中性洗剤を溶かした40℃のぬるま湯を用意。
- 黄ばんだ部分に、酸素系漂白剤を直接塗り込んだ枕カバーを2時間つけおきする。
- いつも通り洗濯機に入れて洗い、風通しのいいところで干す。
こちらもぬるま湯につけておくのがポイントで、
しっかり黄ばみの部分に漂白剤を塗り込んでください。
本当は、毎日洗濯するのが理想的。
最低でも、週に1回を目安に枕カバーは洗濯しましょう。
枕カバーの黒ずみってなに?黄ばみと同じ?
![枕カバー_黄ばみ1](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/枕カバー_黄ばみ1.jpg)
黄ばみの原因は分かりましたが、
黒ずみも同じ原因なのか?気になりますよね。
黒ずみは、黄ばみより頑固なのが特徴です。
原因は、皮脂にプラスして
ほこりやゴミが付着した汚れの蓄積。
黄ばみをほったらかしにしていると、
黒ずみにまで進行してしまうということですね。
黒ずみ、カビにもなり衛生的にも悪いです。
人は、寝ている間に
コップ一杯の汗をかくと言われています。
ですので、思ったよりも
汚れは蓄積していると思ったほうがいいです。
カビは、高温多湿のような場所を好みます。
小さな胞子が集まり、
とうとう目にみえて黒ずみ、
カビになって現れます。
枕カバーに黒ずみが発生した場合は、
枕本体にまで浸透している場合が多いので、
発見したら「枕」もしっかり洗わないと意味がないです!
枕本体が洗えないタイプなら、
クリーニングに出すようにしましょう。
枕カバー臭い取れない問題は黄ばみと一緒に解決できる?!
![枕カバー_黄ばみ2](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/枕カバー_黄ばみ2.jpg)
枕カバーのあの独特な臭いも、
悩みのタネですよね。
洗ったのに、すっきりしない。
仕方ないのかな…と思ったりもします。
この匂いの原因も、
寝ている間に蓄積された皮脂です。
つまり、黄ばみを落とすように
ぬるま湯でこすり洗い、つけおきし、
汚れの元をキレイにすれば、
臭いもすっきりします。
枕カバーが白い場合は、
塩素系の漂白剤でも問題ありませんが、
洗浄力が強いので使いすぎに注意です。
重曹は、臭いにも強いと言われているため、
重曹でつけおきするのも一つの方法です。
注意点は、水に溶けにくいので
入れすぎると枕に付着し、
流しきれないまま雑菌の元になりかねません。
お湯は、熱すぎると
繊維を痛めてしまうので50℃までがおすすめ。
つけおきの際、
枕カバーが浮いて気になる場合は
ラップで蓋をすると均一につけおきすることができますよ。
付け置きの場合時間は、2時間までにしましょう。
枕カバーの素材によっては、
天日干しで色がおちてしまいます。
洗濯ラベルを確認の上、
日陰か日なたに干し、
風通しのいいところでしっかり乾かしましょう。
臭いの元を消したい!ならば、
こすり洗いやつけおきで
しっかり除外しておげると、
夜も不快なく眠れますね。
ポイントのおさらい
- 枕本体を洗う・天日干しをする
- 髪の毛をしっかり乾かす
- 洗濯頻度を増やす
- 生活習慣・食生活の見直し
臭いがきつい人は、
ストレスや食生活にも問題があると言われています。
年齢によっては、加齢臭も考えられます。
いずれにせよ、衛生的に良くないですね。
まとめ
- 枕カバーの黄ばみの原因は「皮脂」
- 黒ずみは、黄ばみにゴミやほこりが付着したもの
- 黄ばみより黒ずみのほうが頑固
- 漂白剤でのつけおきが効果的
- 臭いも、汚れの元をおとせばなくなる
あくまで、洗濯表示に従った洗濯方法をするのが一番です。
枕カバーの黄ばみを落とす
最強の落とし方は、起きたままの状態で、
枕はそのまま横にしていると、
通気性の悪いため汚れや、
臭いの蓄積を早めることになります。
起きたら、まず枕を立てかけるか干すことを心がけましょう。