セーリングワールドカップ、連盟、ルール、ストーン、ジャケットなど

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セーリングのワールドカップは他競技とテイストが違う

従来ISAFワールドと呼ばれていた「セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」とは、4年に1度開催されるオリンピック系種目の合同世界選手権のことです。
12種目の競技に分かれ、日本からも全種目に出場選手がエントリーします。

そもそもワールドカップとは一般的に年間を通して戦い、その総合的な結果で優劣を争う形態の大会を指しますが、セーリングのワールドカップは、名称は似ていますが内容は異なります。

どちらかというとセーリング各種目の世界選手権という方が正しく、出場するのは各国の厳しい予選を勝ち抜いて出場資格を得たトップレベルの選手たちのみです。
レベルも、出廷数も、船のクオリティもまさしく世界一の超ビッグレガッタと言えます。

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セーリング連盟の豆知識

日本におけるセーリング競技全般を統括する団体として、公益財団法人日本セーリング連盟という団体があります。
通称はJSAFで、日本オリンピック委員会及び日本スポーツ協会加盟団体です。
もともとは「財団法人日本ヨット協会」と「社団法人日本外洋帆走協会」という二大協会を1999年に統合して発足したもので、海外でのセーリング大会への選手派遣なども決定する組織として加盟する全国のヨットクラブを統括する立場にあります。

日本セーリング連盟に所属する団体は「加盟団体」と「特別加盟団体」に分けられます。
加盟団体とは各都道府県を代表する都道府県連盟47団体のことで、外洋系水域分野では16の団体が加盟しています。
特別加盟団体は艇種ごとの団体や、全日本学生ヨット連盟、全国高等学校体育連盟の他、
一定以上の規模でセーリング活動を行っている日本全国のヨットクラブやセーリングスポーツ団体も加盟しています。

日本におけるセーリング競技の歴史はまだ浅いですがその注目度は高く、スポンサードする企業もたくさんあります。
また、JSAFでは機関紙を定期的に発行し協賛者や寄付金を増やす活動や、カレンダーやピンバッジなどのグッズをネット販売する活動もおこなっています。

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セーリングのルールは?

セーリング競技は選手とレース運営団体、審判という3つのグループで構成されます。
競技は国際的海上ルール(海上衝突予防法)で進められます。
ルールは細部にわたり決められており、ルールブックもありますが、一番重要なルールは衝突回避のためのルールで、どちらに優先権があるかということに尽きます。

また、レース中の衝突や針路妨害などが発生した場合、不利を被った選手が着艇後に抗議書を提出し審議が開始されます。
抗議した側とされた側双方の選手に対し審判団が面接した上で、大会ルールおよび基本ルールに基づき複数の審判員が裁決します。

ただしメダルレースの最終決勝に限り海上判定システムが採用され、選手艇後方を審判艇が伴走し、その場で瞬時に抗議の判定が下されます。
それらの判断を下すのは、世界各国から招集される国際ルールに精通している上級審判です。これらインターナショナルジュリーの編成により、公平かつ厳正な審判をおこないます。日本からも数名の審判が参加しています。

セーリングストーンってなに?

セーリングストーンとは直訳通り動く石のことで、ヨット競技のセーリングとは直接の関係はありません。
セーリングストーンと呼ばれているのはアメリカ合衆国のカリフォルニア州デスヴァレー国立公園の北西にある平坦で干上がった湖底だった場所にある石のことです。

ここには巨大な石がポツポツと点在しており、それらが夜の間に勝手に動きます。
2~3年の周期で移動し、1年で約300mから500mも移動するなんとも不思議な現象として都市伝説化していました。

しかし、この謎は2013年にドワイト・キャリーのチームにより解明されました。
その移動原理は、干上がった湖に降った雨が氷となり、それが解け始めるときに流氷のように割れて、その上にある石が風を受けて移動するというものだったのです。

セーリングジャケットってなに?

セーリングジャケットとは、まさしくセーラーが着用するジャケットのことです。
機能性もデザイン性も優れており、街着としても愛用者が多くいます。
主な機能として防水性はもちろん、冬用は体温の低下を防ぐ保温性、夏用なら蒸れを防ぐ防湿性も必要な機能です。
基本デザインは立ち襟で、ウォータープルーフ素材であることと、袖口の幅が調節できることも重要な要素です。
セーラーにとっては正装ですので、表彰式や記者会見などでも着用されます。
近年ではカラフルなデザインも多く発売されています。

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