テールスープ。
透明でさっぱりしているにも関わらず、
深みのあるコクと旨味感じる味は、
美味しくて人気のある一品ですよね。
私も大好きです。
そんなテールスープですが、
家庭で通常の鍋を用いて作ろうと思うと意外と大変。
手間がかかり、結構大変ではないですか?
仕事で忙しい社会人の方だと、
手間を考えると中々重い腰が上がらないことも多いでしょう。
この面倒な手間をサクッと簡単にしてくれる
最強アイテムが「電気圧力鍋」です。
電気圧力鍋を使うと、手間を大幅に短縮できます。
家で気軽にテールスープを作れるようになっちゃうのです!
今回は、電気圧力鍋を用いて
テールスープを作る方法を、お伝えしていきます!
- テールスープを電気圧力鍋で作るレシピ
- 電気圧力鍋を使うことで煮込む時間を短縮できる
- 時間はかかるものの、手間はそこまでかからない
- 調理前に血抜きと下ゆでを行うことが重要
テールスープレシピ!電気圧力鍋でトロトロに仕上げる方法
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/テールスープ_レシピ-電気圧力鍋2.jpg)
テールスープを電気圧力鍋で作る方法は、とっても簡単!
1~2人分の材料のレシピをご紹介します。
【圧力鍋で簡単テールスープ】
- 鍋に水を500cc入れる
- 牛テール肉400g、長ネギ青い部分を1本分、しょうが薄切りを2枚、入れて弱火で煮込む
- 肉が柔らかくなったら、火を止めて2~3時間ほどおき、スープをゆっくり冷やしていく
- スープを冷やすことで表面に余分な脂が浮いてくるため、掬い取る
- 再びスープに火をかけて、1時間ほど煮込む
以上で完成です。
2.の煮込む時間は、通常の鍋なら3時間ほどかかります。
しかし、電気圧力鍋で圧力をかけながら
煮込むことでその時間を30分程に短縮できちゃうのです!
また時間は目安なので、
鍋の製品や圧力の強さにより多少前後します。
一見時間がかかり大変なように見えますが、
実はほとんど放置でよく、手間はそこまでかかりません。
煮込んでいる時も、
火を止めてスープをゆっくり冷やしている時も、
特にキッチンですべきことはありません。
火事にだけならないよう気をつければ
その間に自分のやりたいことができますよ。
私もテールスープ作りにチャレンジした際、
その間はテレビを見ながらゆっくりくつろいでいました。
時間を有効活用しつつ、時間がくれば
あっという間に美味しいテールスープが味わえます。
さらにおすすめの調理方法
上記手順でも美味しいテールスープが味わえます。
でももっと美味しくできます。
ここでさらにテールスープが美味しくなる方法を2つご紹介します。
追加の材料や調味料を加える
上記手順では牛テール肉、長ネギ、しょうが薄切りをご紹介しました。
ここに、以下の材料や調味料を加えると
さらに美味しくなります。
- 料理酒
- 塩
- しょうゆ
- 玉ねぎ(長ネギの代わりに玉ねぎでもOK)
- 黒コショウ
などなど…。
それぞれ好みによって、量が変わるところでしょう。
私の場合は、黒コショウを
周りに引かれるぐらい入れるのですが、
スパイシー感が増して、凄く美味しいです。
スープを一晩放置する
火を止めてスープを冷やす時間ですが、
長ければ長いほど良いです。
何故なら、長時間の方が
スープに食材の味をよりなじませることができる
からです。
さらにお肉もトロトロになります。
1晩で食べきれなかったときは、
試すのに抜群のタイミング!
1日仕事をして帰ってきたころには、
旨味の深みが増して、トロトロな肉食感の
テールスープが迎えてくれます。
放置するだけで美味しくなるわけですから、
試さない手はありません…。
テールスープって下処理いるよね?おすすめの方法を教えて!
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/テールスープ_レシピ-電気圧力鍋3.jpg)
電気圧力鍋を使うと、手間が最大限カットされ
美味しいテールスープを作ることができます。
ただ美味しいテールスープには、
ここだけは手間をかけてほしいということがあります。
それはスープ作りの前の下処理で、血抜きと下ゆでです。
この下処理を確実にやるだけで、
臭みを防ぐことができ美味しいテールスープになります。
血抜きとは
血抜きとは、肉から汚れや血液を抜くことです。
やり方はシンプル。
- 肉を1〜2時間ほど水に浸す
- 汚れや血液がにじみ出てくる
- 濁ってきたら水を入れ替える
- 上記手順を繰り返す
実際私もやってみたのですが、正直結構な手間がかかります。
最初は面倒だと感じていたのですが、
濁った水を見て驚きました。
水に浮かんだ汚れ部分は、血抜きを怠ると
意図せず体で吸収することになるので、
手間でもやっておいて良かったと、心底思いました。
下ゆでとは
下ゆでとは、血抜きを行った肉を水に入れて火にかけ、ゆでることです。
こちらも臭みの元となる汚れや血液を抜くために行います。
やり方はこんな感じです。
- 鍋に水をと肉を入れる
- 火にかける
- 水が沸騰してからさらに10分間程ゆでる
- 下ゆでしたお湯を捨てる
- 水で肉の表面を洗う
- 水をしっかり切る
これで下処理は完了。
臭みの出ないテールスープを作ることができます。
下ゆでのポイント
下ゆでには、一つポイントがあります。
それは、肉を水に入れ、火にかけながらゆでること、
いきなり沸騰したお湯に肉を入れないことです。
理由は、沸騰したお湯に肉を入れると、
残った血液などが固まってしまい、
取り除きづらくなるためです。
肉の血液を取るために行っている作業ですが、
かえって逆効果になってしまうわけですね。
注意を払っておきましょう。
まとめ
今回は、電気圧力鍋を使ったテールスープについて見ていきました。
- テールスープを電気圧力鍋で作るレシピ
– 電気圧力鍋を使うことで煮込む時間を短縮できる
– 時間はかかるものの、手間はそこまでかからない - 調理前に血抜きと下ゆでを行うことが重要
テールスープを家で作るときは、
下処理は必要であるものの、その調理内容は
ほとんど煮込むことと放置することです。
私も実際作ってみて、想像より負担が少なく驚きでした。
日々が忙しくて中々料理に時間かけられない場合でも、
切ったり炒めたりなどの手間がほぼないので、
チャレンジしやすいレシピです。