2021年の新語・流行語大賞トップ10に、
「ゴン攻め/ビッタビタ」が選ばれました。
あなたは、
「ゴン攻め/ビッタビタ」
という言葉を知っているでしょうか。
今回の記事では、言葉の意味や使い方、
またなぜ流行したかについてお伝えしていきます。
まず、「ゴン攻め/ビッタビタ」とは、
2021年の夏に開催された東京オリンピック、
その新種目であった「スケートボード」の解説で使われた言葉です。
「スケートボード」は
日本の選手が大活躍したことで
人気を博しました。
男子では堀米雄斗さん、
女子ではなんと当時13歳の西矢椛さんが
金メダルを獲りました。
アナウンサーによる
「13歳、真夏の大冒険」という実況が
印象的だったという人も多いです。
13歳の金メダリスト、とてもかっこいいですよね。
そんなスケートボードの
解説を担当していたのは、
プロスケートボーダーの瀬尻稜さん。
つまり、「ゴン攻め/ビッタビタ」を
流行らせたのが瀬尻さんです。
NHKでの生中継でありながら、
飾らないフランクな解説が話題となりました。
それでは、
「ゴン攻め/ビッタビタ」について、
詳しい意味などを見ていきましょう。
ゴン攻めの意味、由来、使い方、実例などまとめ!
まずは、「ゴン攻め」から見ていきます。
「ゴン攻め」とは、
コース上で難易度の高い場所、
つまり難所にどんどん挑戦していくこと
(=攻めていくこと)を表します。
スケートボードでは、
単に坂を下るだけでなく、
階段を飛び越えたり、
手すりの上をすべったり、
コースには様々な障害物が設置されています。
それらを上手く乗り越えて
綺麗に着地することが必要です。
難易度の高い技ほど、成功した時の得点が高くなります。
難しい技になると、手すりの上で滑りながら
さらにジャンプをしたり、そこに回転をかけたりします。
こういった難しい技に
積極的に挑んでいく様子を「ゴン攻め」といいます。
由来ですが、
「どんどん攻める」が語源ではないかと推測されます。
スケートボードという、若者が親しみやすい
ヒップホップ文化を持つ競技だからこそ、
若者言葉が生まれるように、
ニュアンスから言葉が出来上がってくるのではないでしょうか。
また、スケートボードにて
使われている特殊な言葉なので、
日常生活で使われることはほぼない…
と思われたのですが!
ここ最近では、
「ゴン攻め」使用者をよく見かけるようになりました!
明日は大阪国際女子マラソンに出場します🌼マラソンって日々の練習から常にゴン攻めで健康にスタートラインに立つ事が一番難しい種目だと思います。その中で今回久しぶりに叶いそうで明日がとても楽しみです🏃♀️開催して頂き本当にありがとうございます🙇♀️皆さんに良い報告が出来るよう精一杯頑張ります🚩 pic.twitter.com/Pyxe45bHff
— Reia Iwade 岩出玲亜 (@ReiaIwade) January 29, 2022
地球規模で考えろソラ
大豚ラーメン 400g Ym体がソラを求めていた🥰
新年一発目は乳化具合サイコー😍💕な旨味がパンパンに詰まったゴン攻めバチコリスープ‼️✊✊🔥
モッチリぱっつん麺も噛むほどに味が増し400秒殺😋ウエダさんごちそうさまでした😊🙏
今年もソラの進化が止まらない🥴 pic.twitter.com/FSqZWg0Vb7— シロ (@ramenzaka46) January 5, 2022
こんばんは。はてしない夢と野望がゴン攻めされた一杯!
「肉チーズ担担麺」をエニシスタンドさんでいただきました。
ローストビーフに炙りチーズも盛られた汁なし担々麺は目にも舌にも幸せを運ぶ美味しさ。
スタッフも親切でお得な+αも嬉しかったです。#オリオランチ 徒歩17分 JR御徒町から1分 担当M pic.twitter.com/Sm3HJadE4y— オリオスペック【公式】 (@OLIOSPEC) January 27, 2022
なるほど、
攻めているシーン・タイミングで
皆さん使っていますね…!
ビッタビタの意味、由来、使い方、実例などまとめ!
次に、「ビッタビタ」について解説していきます。
「ビッタビタ」とは、
技がとても綺麗に決まることを指します。
理想通りの動きで、
着地したいポイントに
ぴったりハマることを、
「ビッタビタ」と表現するようです。
ここから、元々は「ぴったりハマる」が
語源であると推測されますね。
瀬尻さんは、
「やべー。ビッタビタハメてきましたね。」
というように使っています。
完璧に技が決まった時は、
本人だけでなく見ている側も気持ちよくなるもの。
その高揚感を表す言葉としても
「ビッタビタ」は使われているのではないでしょうか。
このビッタビタも皆さん
よくお使いになられているようです!
なぜか今、会社の従業員でビタビタのゴン攻めという言葉が流行ってきています。
運搬車を積載車にゴン攻めできるかが従業員のブームです。
ちなみに僕は下手くそです。😅 pic.twitter.com/0CSMP86nKo— リョータ (@n_ryota7110) January 29, 2022
さぁさぁ新たな器具でゴン攻めしていきますよー!
ビッタビタに体をしばき上げていぐべ!#ベンチプレス pic.twitter.com/u9851T7Mep— 山形県立北村山高校野球部【公式】 (@kitamurayamabbc) January 28, 2022
パラの取材で面白いな
できるかなと思って
スノーボードのウェアを
買った相葉くんもう 行ったよね!
39歳真冬の大冒険(ノ∀`笑)
(*‘◇‘)ゴン攻めでビッタビタで行きますよ相葉くんてほんとポジティブで
行動早いなぁ
尊敬するとこの1つ#レコメンアラシリミックス#相葉雅紀— なかりか*。.(`^3^´)人(’◇’*).。* (@1224tar) January 28, 2022
ゴン攻めビッタビタの複合技も素晴らしい。笑
まとめ
ここまで、「ゴン攻め/ビッタビタ」
について解説してきました。
内容をまとめると、次の通りになります。
- 「ゴン攻め/ビッタビタ」はスケートボードの解説用語
- オリンピックっぽくないフランクな言い回しが視聴者にうけた
- 「ゴン攻め」の意味は、難所にどんどん挑戦していくこと
- 「ビッタビタ」の意味は、技が気持ちよく決まること
どんな風に使っているのか調べていると、
ゴン攻めの方が、使いやすいんだなぁという印象でした。
(使用者が多かった。)
次のオリンピックでは
どんな新語・流行語が生まれるか、楽しみですね。