【簡単活用術】鍋の吹きこぼれ防止にスプーン!なぜ?菜箸もOK?

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鍋料理で起こりがちな失敗の一つとして、
吹きこぼれがありますね。

沸騰した水が鍋から溢れ出てくる経験、
誰も一度体験しているのでは?

火にかけてからずっと見守っていれば
吹きこぼれは起きませんが、
そう簡単にいかないから吹きこぼれてしまうのです!

それを防止するのが、
吹きこぼれ防止器」というステンレス製のもの。

某100均では「コトコトくん」や
「ふしぎくん」というネーミングで
売ってあるので、気になる人は、購入してみてください^^

実際は、
「吹きこぼれ防止器なんて家にない!」
「今から買いに行くのも…」
って思いますよね。

そこで活躍するのが、
どの家庭にもある「スプーン」です。

やり方はいたって簡単。

鍋に水を入れて、
火にかける前に鍋の中央にスプーンを置く」だけ。

では、なぜそんなことで
吹きこぼれを防止できるのか調べてみました。

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スプーンを使うと、吹きこぼれ防止できるのはなぜ?!

鍋_吹きこぼれ防止1
そんな簡単に、吹きこぼれが防止できるのか
不安も残りますが、原因から調べてみました。

▽ 原因

吹きこぼれの原因として考えられるのは、「でんぷん質」。

小麦粉やイモ類、パスタや米など、
様々なものに多く含まれているという栄養価の一つです。

このでんぷん質の含む食材を鍋で加熱し、
水分に溶け出したでんぷん質が
湯面に膜を張ってしまうことで、
逃げきれなくなった気泡が温度の上昇とともに、上に押し上げられます。

よって、鍋を超えた気泡が「吹きこぼれ」になるということです。

原因は分かりましたが、
なぜスプーンで吹きこぼれを改善できるのか?

▽ 改善理由

スプーンを鍋の中央に入れておくだけで、
吹きこぼれの改善に繋がる理由は「上昇気流を変える」ため。

沸騰は、鍋の中央から上昇し
外側へ流れて沈んでいくという性質があります。

この性質を、鍋底に置かれたスプーンが
邪魔をして沸騰しにくくしているのです。

この時、耐熱性のあるスプーン
を使うことがポイントです。

また、沸騰に耐えれるくらいの重量感
のあるほうが、効果があります。

つまり、
大きめで金属製のスプーンがおすすめ
ということですね。

もし、持っていなかったら急須の蓋など、
「耐熱性のある重いもの」でも代用可能です!

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吹きこぼれ防止には実は菜箸や木べらも有効!

鍋_吹きこぼれ防止2
スプーン以外でも、
吹きこぼれを防止するキッチングッズとして、
菜箸・木べらも有効活用できます。

「ほんとうに?」とさらに疑問が募りますよね;

菜箸や木べらは、
鍋の縁に置いておくだけで改善されます。

沸騰して上がってきた気泡が、
鍋の縁にある菜箸や木べらに触れると、
気泡は消えていき、吹きこぼれが起こりにくくなるのです。

吹きこぼれの原因は、
でんぷん質の膜によって逃げられなくなった気泡たち。

気泡は、菜箸などに触れるだけで割れてしまいますよね。

菜箸を押し上げるなんてことは無理なはず!
あまりにも、火力が強いと
菜箸でも抑えきれず、吹きこぼれてしまいますが。。

ただ、鍋が低いタイプだと
菜箸が焼けてしまうので注意が必要です。

菜箸や木べら以外の他にも、
「油」を入れたら抑えられるという情報もよく聞きますね。

これは油が膜を壊してくれるため、
吹きこぼれにくくしてくれます。

パスタなどには、
オリーブオイルをたらしておくと
安心ということです。

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まとめ

  • 鍋の吹きこぼれにはスプーンで解決できる
  • 鍋底の中央にスプーンを置くだけ
  • 吹きこぼれの原因は、でんぷん質
  • 菜箸や木べらを鍋の縁に置くと、吹きこぼれの防止にもなる
  • 火力によって、菜箸などは焼けないように注意する

今回は、鍋の吹きこぼれを
簡単に防止できるスプーンの活用術を調べてみました。

スプーンはどの家庭にもあるキッチングッズですね。

菜箸や木べらでも代用が可能で、
家にあるのもで吹きこぼれが防止できるということが分かりました。

それでも、疑問に思っている人は一度お試しあれ!

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