年が明けしばらくすると
すぐにやってくるのが、
「確定申告」の時期です。
細かい数字の計算はとても面倒ですよね。
確定申告の会場で並んだり、
待ち時間があったりするもの憂鬱です。
しかし、最近では
Web上で確定申告を済ませることができます。
その名も「e-tax」というサービスです。
今回の記事では、
e-taxでの確定申告のやり方について、
中でも医療費控除に特化して解説していきますよ。
今回の記事のポイントはこちら。
- e-taxを使えば、スマホやパソコンから確定申告を行うことができる
- e-taxは、画面の指示に従って気軽に申請ができる
- e-taxで医療費控除を申請する場合、領収書の提出は不要(保存は必須)
それでは、詳しく見ていきましょう。
【確定申告】医療費控除をe-tax(スマホ)でのやり方
e-taxは、スマートフォン・パソコンの
どちらでも利用することができます。
わざわざ会場に出向かなくても、
24時間好きな時間・場所から
申請ができるので、とても気軽ですよね。
それでは、手続きの流れを解説していきます。
大きく分けると、
2.ログイン
3.医療費控除の申請
の3つに分けることができます。
事前準備
①国税庁の「確定申告書等作成コーナー」というページを開く。
②「医療費集計フォーム」から、Excelファイルをダウンロード。
③②の表に、申請する分の医療費を入力する。
ログイン
④①のページに戻り、「作成開始」を選択する。
⑤画面の指示に従い、必要事項をチェックしていく。
なお、e-taxでの提出か書面での提出か
選ぶことができるので注意。
⑥「利用者識別番号」を取得する(e-tax利用初回のみ)
ここまでで、ログインが完了しました。
医療費控除の申請
⑦引き続き画面上の指示に従いながら、
何の申告を行うか選択する。
(医療費控除の場合は、
「所得税の確定申告書作成コーナー」を選びましょう)
⑧「入力方法選択」の画面において、
事前準備で用意しておいた
「医療費集計フォーム」のExcelファイルをアップロードする。
⑨画面の指示に従って確認したら、申告完了。
基本的に画面の指示に従っていけば
申告することができるので、
「いざやってみたら意外と簡単だった」
という人も少なくないのではないでしょうか。
医療費控除をe-taxで。必要な添付書類と添付の方法は?
続いて、e-taxでの確定申告に
必要な書類について説明していきます。
通常、医療費控除の申請を行う際には、
領収書の提出が必要になります。
しかし、e-taxで申請する場合、
なんと領収書の提出が不要となります。
ただし、
5年間の保存が義務付けられているので、
捨ててしまわないよう注意しましょう。
つまり、医療費控除の申請は、
郵送などの手間を介することなく、
Web上のみで完結することとなります。
手軽に申請できるのはとても嬉しいですよね。
ただし、初めてe-taxを使う場合には、
マイナンバーカードや電子証明書の用意が必要となります。
マイナンバーカードの発行など、
書類が必要になることもあるので、
自分がe-taxを利用するためには
何が必要になるのか、リサーチしておきましょう。
まとめ
ここまで、
e-taxを使った医療費控除の申請
について紹介してきました。
・医療費控除の申請はe-taxを使用して、簡単に行える
・e-taxを使えば、領収書の提出が不要になり楽
・e-taxの初回利用には本人確認など多少煩雑な手続きをしなければならない
医療費控除の申請というと
どうにも難しいイメージがありますが、
国税庁の用意しているフォームや、
e-taxの指示に沿って進めていけば
一人でも医療費控除の申請を行うことができます。
e-taxを上手く使いこなして、
少しでも楽に確定申告を乗り切りましょう。