三渓園の観月会、紅葉、桜、ランチ、 アクセスなど

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三渓園の観月会ってなに?

三渓園は神奈川県横浜市にある、原三渓によって作られた日本庭園です。東京ドーム4個分にもなる広大な園内には京都や鎌倉から移転された歴史的価値の高い建造物が配置され、年間を通して様々な種類の花が咲いており、季節の植物と伝統ある建物を身近に感じることができる散策型の庭園です。

三渓園の秋のイベントとして観月会があります。その名の通り「お月見の会」で中秋の名月、9月の下旬~10月の上旬ごろに行われます。観月会開催期間中は営業時間が21時まで延長され、三重塔などの古建築をライトアップする他、紀州徳川家の別荘建築である臨春閣を舞台に日替わりで琵琶や雅楽、筝曲などの音楽や舞踊が催されます。普段立ち入ることができない臨春閣に入れる貴重な機会でもありますが、演奏中は地面に座ることになるので、シートを持っていくのがお勧めです。

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三渓園の紅葉、見頃はいつ?

三渓園は11月中旬~12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。三渓園には紅葉する木の本数も多く、約500本と言われており、古建築を背景に赤や黄色に園内が染まります。

見頃となる時期に合わせて紅葉の古建築公開のイベントが行われ、重要文化財である聴秋閣と春草蘆の2棟が公開されます。楼閣建築である聴秋閣はカエデが鮮やかに赤く染まり、裏側にある遊歩道も同時期に期間限定で公開されます。安土桃山時代の建築物である春草蘆は現在でも茶室として使用されており、大イチョウから落ちた葉で地面一面が黄色に覆われる光景は必見です。
他にも横笛庵や林洞庵もあり、抹茶処である望塔亭では紅葉を眺めながら抹茶を頂くことができます。

三渓園の桜は約300本

3月下旬から4月上旬になると桜の季節になります。三渓園にはソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエベニシダレといった品種の桜約300本が咲き乱れます。見頃の時期になると開園時間は延長され、「観桜の夕べ」が開催され園内がライトアップされます。

有名なお花見スポットとして本牧方面から正門へと続く、全長約500mの桜のトンネルは昼夜ともに美しい景色を堪能できます。他にも趣のある茅葺き屋根が特徴的な鶴翔閣や三重塔もお勧めで、特にライトアップされた三重塔には桜、さらには水面に映る光まで加わり幻想的な光景が浮かび上がります。
また三渓園園内にある三渓園茶寮では桜の葉を使ったさくらアイスが販売されます。手焼きだんごにはさくら味もあり、どちらもぜひ食しておきたい一品です。

三渓園でランチをするなら?

三渓園には3箇所のお食事処と1箇所の抹茶処があります。
抹茶処の望塔亭はランチで訪れることはないと思いますが、抹茶と、お茶うけに京都で作られた餡入り落雁が頂けます。
お食事処は三渓園茶寮、雁ヶ音茶屋、待春軒で、どこも三渓園ならではのメニューが並んでいます。
三渓園茶寮には三色団子と抹茶がセットになった「ちょっといっぷく」やえび天、なめこ、わかめがトッピングになった日本そばの三景わん、手桶うどんがあります。
雁ヶ音茶屋のメニューには三渓園ラーメンや天ぷらそば、みそおでん、田舎しるこなどがあります。
待春軒には創設者原三渓が考案した三渓そば、季節のご飯・おでんなどをお弁当箱につめた桃山御膳などがあります。

三渓園へのアクセス

三渓園は最寄駅から遠いため、バスか車で行くことをお勧めします。

バスを利用する場合
根岸駅から:1番乗り場 <市営バス58・99・101系統> 本牧下車、徒歩10分
横浜駅から:東口2番乗り場<市営バス8・148系統>三渓園入口下車、徒歩5分
:東口2番乗り場<ぶらり三渓園BUS>三渓園下車
桜木町駅から:2番乗り場<市営バス8・148系統>三渓園入口下車、徒歩5分
:2番乗り場<ぶらり三渓園BUS>三渓園下車
元町・中華街駅から:4番出口そば山下町バス停<市営バス8・148系統>三渓園入口下車、徒歩5分

車を利用する場合
東京銀座・羽田方面から:本牧埠頭ランプ→本牧元町入口右折
東名横浜町田方面・第三京浜自動車道路から:新山下ランプ→B突堤入口右折
→北方消防出張所前左折→突き当りの信号右折→本牧元町入口右折
横須賀・金沢方面から:三渓園ランプ→本牧元町入口左折

駐車料金:最初の2時間500円、以降30分100円、当日最大1000円
※駐車台数は80台ですが、桜や紅葉などの時期は満車になることが多く、公共交通機関の利用がお勧めです。

三渓園は他では見られない歴史的建造物を楽しめる場所であると同時に横浜有数の桜や紅葉の観光スポットでもあります。ぜひ日本の歴史と四季折々の自然に触れてみてください。

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