一般的に鯛を含む魚のうろこの取り方は、
包丁でこすって取ることが多いです。
実際にやってみると、
大きいうろこは、特に
頭のうろこが難しかったり、飛び散ったり…。
うろこ取りに非常に苦労するという声が多く聞かれます。
うろこが大きい場合は、包丁でも大変な作業です。
鯛は、奉納といった神事や、
お食い初めや結婚式などの慶事で使われている高級魚。
お刺身や塩焼き、混ぜご飯といった料理は非常に美味です。
非常に美味しいのに、手間のかかる鯛のうろこ取り。
簡単な取り方はないのでしょうか?
鯛のうろこの取り方!頭の部分はどうする?
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/鯛_うろこ取り1.jpg)
普段ペットボトルをよく使われていると思います。
意外や意外、そのキャップを使って簡単に落とせるんです。
方法はペットボトルキャップの
へこんでいる部分を魚に当てて、
尾の部分から頭に向かって滑らせていくだけです。
そうすればキャップの縁の部分が
うろこに引っかかり、次々と落ちていきます。
繰り返していくと取れたうろこが
キャップ内に溜まっていきますので、
取り除きながらうろこ取りを続けていきましょう。
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/優しい系女性.png)
それだけでいいの?簡単!
また、カレーを食べるときに使うスプーンでも
うろこ取りが可能です。
ペットボトルキャップと同様に
スプーンのへこんだ部分を魚の体に当て、
尾から頭に向かってウロコをすくうように動かしていきましょう。
ただ素手でやるのは
うろこで指を切ってしまうこともあるので
お薦めできません。
キッチン用のゴム手袋などを着用して行うことがお薦めです。
鯛の頭「アラ」も簡単にうろこ取り!
さて、鯛の頭といえば「アラ」と呼ばれ、
アラ汁などに使用される美味で人気な部分です。
この頭の部分もきちんとうろこを取らなければ、
アラ汁がうろこだらけになって
とても味わうどころではない代物となってしまいます。
頭のうろことりは、
熱湯に浸けたあとすぐに
冷水につけると皮が縮みます。
すると、うろこが浮いて取れやすくなります!
この浮いたうろこを、水の中で手などを使って取り除いていきましょう。
しかしうろこ取りを行うと、
うろこが飛び散ってしまい大変!といった悩みも多く聞かされます。
せっかく簡単なうろこ取り方法を実践したのに、
飛び散ったうろこを掃除しなければならないのも
面倒くさいですよね。
飛び散らすことなく
うろこを上手に取る方法がないものでしょうか?
鯛のうろこを取るとき飛び散らない方法を教えて!
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/鯛_うろこ取り3.jpg)
一つは魚自体をビニール袋に入れて、
ペットボトルキャップなどでのうろこ取りを行う方法です。
魚の体の表面をこする作業となるので、
破れないような厚手のビニール袋が良いでしょう。
ビニール袋の口の部分を
ややすぼめておくことで
うろこの飛びも防ぐことができます。
またうろこ取り専用の調理器具を使うこともお勧めです。
様々な素材でできていますが、
普段使いであれば錆びにくく
包丁などでも採用されている「ステンレス」製品がおすすめです。
鯛の場合はうろこ自体が大きめとなりますので、
専用器具も大きめのサイズを選べば
作業時間を取られることもありません。
そして調理器具を選ぶときに
もう一つ重要なポイントが、
うろこが飛び散りにくいような機能がついているかどうかです。
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/02/優しい系男性.png)
そんな機能あるんだ!
取れたうろこを本体についている
ボックスの中に貯めてくれる機能を持った商品などもでています。
このようなものを選べば、
うろこの飛び散りに頭を悩ますことも少なくなると言えるでしょう。
また取れたうろこがせりあがり、
飛び散ることのないように設計された商品もあります。
購入時にはただ単にうろこが取れるだけでなく、
取れたうろこがどのように処理されるのか、
よく確認しておくことも大切!といえますね。
まとめ
今回は鯛のうろこの簡単な取り方についてまとめました。
- 鯛のうろこの取り方スタンダードは包丁で擦る!
- 鯛の頭のうろこの取り方のポイントは、熱湯→すぐ冷水!
- 鯛のうろこが飛び散らないポイントは、ビニール袋内か専用調理器具も良し!
美味しく鯛をいただくためにも、
うろこ取りは欠かせない作業です。
少しでも調理が楽になるよう、
様々なグッズを駆使して鯛の味覚を堪能したいですよね!