【キャッシュレス決済】国別ランキング!日本が進まない理由はなぜ?

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今回はキャッシュレス決済の
世界主要国別ランキングについてお話します。

世界主要国における
2021年のキャッシュレス決済の状況は
以下のようになっています。

1位:韓国94.7%
2位:中国77.3%
3位:カナダ62.0%
4位:オーストラリア59.0%
5位:シンガポール57.8%

日本:24.2%
ドイツ:17.9%

日本のキャッシュレス化は
進んできているように見えますが、
他の主要国に比べると約30%とあまり進んでいません。

日本でキャッシュレス決済が進まない理由、
これを挙げてみようと思います。

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日本でキャッシュレス決済が進まない理由

日本ではキャッシュレス決済が
広がらない理由はいくつか考えられます。

手数料が高い

日本でキャッシュレス決済が広がらないのは、
なんと言っても事業者側の手数料が高い事が一番の理由です。

小売業の利益よりの手数料が上回れば大幅な赤字になります。

ちなみに全産業の営業利益率
(売上高に対する営業利益の比率)は4.26%で、
クレジットカード決済の手数料が7%なので赤字になってしまいます。

何故日本のクレジットカード決済の手数料が高いのか。

欧米では銀行がカードを発行するのが主流です。

しかし、日本ではカード会社が
銀行に振り込み手数料などを払いながら
事業を手掛けるからと言われています。

やはり事業者側としても手数料が高いと手が出しづらいですね。

現金主義

日本は現金主義の国です。

コンビニでも現金で支払っている方が
現在も多数いらっしゃいます。

現金で支払う事に特に問題がなく、
日本円はニセ札の心配もないため
現金払いを続ける方が多いという事です。

また公共料金のコンビニ払いや
医療保険などの医療関連の支払いなど
現金でないといけないケースが多数あります。
そのため未だに現金が手放せない状態となっています。

キャッシュレス決済の種類が多い

キャッシュレス決済の種類が多く、
どれを選べばいいのかわかりづらいのも
キャッシュレス決済が進まない理由の一つとなっています。

クレジットカードだけでも
相当の種類がありますが、
最近流行のQR決済などでも様々な種類があります。

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キャッシュレス決済の種類

代表的なキャッシュレス決済の主な種類をお話します。

キャッシュレス決済の種類は非常に多く
どれを選べばいいのかわからない
という意見もわかるような気がします。

クレジットカード

クレジットカードは
代表的なキャッシュレス決済です。

昔から様々なシーンで
クレジットカードを利用できましたが、
現在では国民年金保険料や
国民健康保険料などの納付にも使用できるようになりました。

プリベイトカード

プリペイドカードはQUOカードなどの、
あらかじめ3,000円などの決まっている金額の
カードを購入して使用するタイプがメジャーです。

ただSuicaカードやPASMOカードなど、
チャージ(入金)して使用するカードも
プリペイドカードの一種です。

デビットカード

クレジットカードが後払いなのに対し、
デビットカードは利用するのと同時に
銀行口座から引き落とされます。

電子マネー

電子マネーはSuicaやPASMOなどの交通系と
nanacoやWAONなどの流通系などがあります。

電子マネーはプリペイドカードのタイプや
スマホアプリタイプなど、
様々な決済方法が普及しています。

スマホ決済

スマホ決済は
最近普及し始めたキャッシュレス決済ですが、
他の決済のようにカードを持ち歩かなくても
スマホを機械にかざすだけで決済ができるサービスとなっています。

QR決済

QR決済も
最近普及し始めたキャッシュレス決済ですが、
決済アプリをスマホにインストールして
スマホに表示されるQRコードをお店側がスキャンする方式です。

もしくは店舗側のQRコードをユーザー側がスキャンする方式です。

PayPayやLINE Payなど
最近色々と話題になるキャッシュレス決済ですね。

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まとめ

今回はキャッスレスの国別ランキングについてみていきました。

  • 日本は諸外国に比べて約25%程度の普及率。実はあまり進んでいない
  • 手数料や種類の多さ、現金主義が進まない理由として挙げられる
  • キャッシュレス決済はクレジットをはじめ決済タイプだけでも6種類ある

日本政府はキャッシュレス決済に
ようやく力を入れ始めましたが、
キャッシュレス決済の
世界主要国別ランキングを見ても
日本はなかなか進んでいないのが現状です。

特に事業者側は手数料の高さがネックに、
消費者側はキャッシュレス決済にするメリットが
特にない事がネックになっています。

キャッシュレス決済にするメリットを付与し、
魅力をアピールすることが重要になると思います。

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