はじめての就職活動で一次面接の後、
お礼のメールを送ろうかどうか迷いますよね。
送らなかったら良くないんじゃないか?
そんな不安を抱えている就活生の方も多いでしょう。
結論から言うと、
お礼メールは採用の合否に
直接的な関係はありません。
実際に採用担当として働いている方と
よく会話をしますが、彼はこのように言います。
「お礼メールがあっても無くても、
その人の面接内容と一緒にして判断はしないですよ。」
とは言え、メールを送ると、
「あの学生さんか。」
「あの笑顔が良かった応募者の方か。」
と印象に残る事もあります。
全ての企業がそうとは限りませんが、
- 必要な内容・適切な言葉
- 自分の想いを伝えられる
- 社会人としてすぐに対応できそう
なのが見て取れると、印象が良いことに間違いはありません。
私自身も採用に関わったことがありますが
「お、こんなに丁寧なメールを送ってくれています。
確かに面接でも誠実な印象がありましたよね。」
と、他の採用担当と会話になったこともあります。
もし、あなたがメールを送ろうか迷うならば、
送ってみること全く悪いことではありません。
調べながらで構いませんので、
ぜひチャレンジしてみてください。
1次面接お礼メールのテンプレート・書き方は?
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/03/1次_面接_お礼_メール2-e1647842149566.png)
では、実際にお礼メールを送るときの
流れや書き方、テンプレートを見てみましょう。
基本的なメール内容の要素
基本的に、メールに必要な要素は以下の通りです。
この内容さえ入っていれば、問題はありません。
一次面接お礼メール<テンプレート>
一次面接のお礼メールのテンプレートです。
[件名]
一次面接の御礼【○○大学 就活応募者(名前)】
[本文]
株式会社〇〇〇
人事部 ( or 〇〇〇部)
採用担当 〇〇〇様 ( or ご採用担当者様)
お世話になっております。
〇〇大学〇〇部〇〇科の就活応募者(名前)と申します。
本日はお忙しい中、一次面接のお時間を頂きまして、
誠にありがとうございました。
以前より貴社を第一志望としておりましたが、
本日の面接にて〇〇〇様より〇〇〇のお話を伺い、
より一層、貴社に入社したいという気持ちが強くなりました。
もし次回の面接に機会を頂けるならば、
何卒よろしくお願い申し上げます。
まずはお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。
ご多忙中と存じますので、返信には及びません。
末筆ながら貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
―――――――――――――――――――――――
○○大学○○学部○○学科
就活応募者(しゅうかつおうぼしゃ)
TEL : 123-4567-8910
Mail : ○○○@○○○.jp
―――――――――――――――――――――――
必要なところを自由に変更していただいて大丈夫です。
メールを送るときのポイント
〇 送るタイミング
色々な場面でそうですが、
感謝の気持ちは、出来るだけ早く伝えるのが望ましいです。
就職活動も同じことです。
お礼を伝えるのにベストなタイミグは、
当日中に送ることです。
当日といっても、
真夜中の12時、1時と
営業外の時間帯は望ましくありません。
出来るだけ、当日の営業時間中に
メールを送るようにすると良いでしょう。
もし複数の面接が重なっていて、
家に帰るのが夜になってしまったと言うことであれば、
翌日の午前中にメールするのが良いでしょう。
〇 メールの件名
またメールの件名は、
企業側に一発で目的がわかるような件名が良いです。
採用担当は、1日にあなた1人だけではなく
数多くの応募者と面接をしています。
そのため、お礼メールが届くのもあなた1人とは限りません。
このような状況だからこそ、
採用担当者へ一発で用件を伝えることが必要です。
そのメールの用件、あなたの大学名や氏名など、
必要最低限で内容が分かるとベストです。
〇 送る内容はシンプルに
最後に、お礼メールでは
お礼の気持ちを伝える内容のみとし、
長くならないようにしましょう。
例えば自己PRをしたり、
面接では伝えられなかったけど、
実はこういうことも出来るんです。といった
お礼とは関係のない内容を書くのは避けるということです。
※ただし、より一層入社したい気持ちが強くなった
といったような前向きな姿勢は書いても良いです。
採用担当のメールボックスには、
1日に何通も届き、見逃さないために、
全てチェックします。
そこで、ダラダラとした内容が届けば、
要点のないメールと捉えられ、
かえってマイナスになってしまう可能性があります。
感謝の気持ちと抱負や、
どのように頑張りたいか
“とても簡潔に書く程度”に止めましょう。
メールの署名の作り方
署名とは、メールの末に
自身の情報を添える部分のことを指します。
今回は、
―――――――――――――――――――――――
○○大学○○学部○○学科
就活応募者(しゅうかつおうぼしゃ)
TEL : 123-4567-8910
Mail : ○○○@○○○.jp
―――――――――――――――――――――――
の部分です。
この署名の枠は色々なテンプレートが存在します。
〇 ferret(フェレット)
おしゃれなデザインからシンプルなデザインまで多種取り揃えています。
〇blastmail(ブラスとメール)
スタイリッシュで信頼感を与えるようなデザインが集まっている印象です。
〇JOB STORY(ジョブストーリー)
こちらもシンプルなデザインから、目につきやすいアピールにピッタリなデザインまで多種揃っています。
この3サイトだけでも、
コレ!というデザインに出会えるでしょう。
ご自身の好きなタイプを選んで使ってみてください。
特に決まりはありません。
選び方に迷った場合、
就活中は、シンプルなものでOK。
新社会人として活躍する場面になったときは、
会社の先輩方がどのようなものを使っているか、
参考にしてみるのもいいですね!
一次面接後、お礼メールの返信の返信は必要?!
![](https://zen-tokyo.jp/wp-content/uploads/2022/03/1次_面接_お礼_メール3-e1647842193927.png)
お礼メールを送信したあと、
担当者は返事をしない方針の場合もあれば、
中には返信をしてくださる方もいらっしゃいます。
この場合メールの返事をした方が良いのでしょうか?
この点については、
まずはお返事をするのがマナーといえます。
採用担当者は、多忙な業務の合間を縫って、
あなたのメールを確認し
それに対し返信を行っています。
これは、面接に訪れたあなたへの誠意でもあります。
ビジネスにおいて誠実さや誠意は、
とても大切なことです。
またビジネス上において、
メールなどのやりとりは
1往復半が良いとも言われています。
無視や放置されるより、
良い印象に残りますので、
迷ったらぜひお返事をしてみましょう。
では次に、どのように返事をしたらいいか見ていきましょう。
送り方のポイント
〇 送るタイミング
基本的に、アクションは早めがいいです。
メールも同じく、
届いてから1日以内に
お返事することをおすすめします。
〇 メールの件名
またビジネスメールでは、
基本的に件名の変更は不要です。
標準のメール返信機能を利用すると、
「Re:」とつくと思いますので、
件名はそのままで返事するようにしましょう。
〇 送る内容
では、どんな内容を書けばよいのか?
既にお礼は伝えていますので、
お忙しい中、お返事を下さったことに
お礼をする内容を書くと良いでしょう。
このメールはシンプルが望ましいです。
一次面接後、お礼メールの返信の返信テンプレート
以下、テンプレートです。
参考にしてみてください。
[件名]
Re:Re:一次面接の御礼【○○大学 就活応募者(名前)】
[本文]
株式会社〇〇〇
人事部 ( or 〇〇〇部)
採用担当 〇〇〇様 ( or ご採用担当者様)
お世話になっております。
〇〇大学〇〇部〇〇科の就活応募者(名前)です。
大変お忙しい中、お返事いただき誠にありがとうございます。
選考の結果を心待ちにしております。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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○○大学○○学部○○学科
就活応募者(しゅうかつおうぼしゃ)
TEL : 123-4567-8910
Mail : ○○○@○○○.jp
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まとめ
今回は、就職活動の一次面接後に
お礼メールは必要かどうか、見ていきました。
- 迷ったら返信してみよう!
- テンプレートを参考に必要なことを送ろう!
- お礼メールの返信の返信が来たら、一言送るのがマナー!
あなたの就職活動に役立てば幸いです。
頑張っていきましょう!