化石賞は歴代どこが受賞している?なぜ受賞するのか?




2021年10月31日、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 )が開幕し、11月2日に日本が化石賞を受賞しました。

過去に化石賞を受賞した国は、
日本、アメリカ、ブラジル、カナダ、オーストラリアなどがあります。

化石賞とは?
化石賞は、気候変動問題の対策に消極的な国と評価された場合に受賞します。

気候変動問題に取り組んでいる
NGOネットワークであるCAN(気候行動ネットワーク)が
地球温暖化対応に消極的な国として評価し公表している賞が「化石賞」です。

化石賞はなぜ生まれ、なぜ受賞するのか?

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化石賞はなぜ生まれた?

1990年8月、IPCC(1988年に国連とWMO(世界気象機関)により設立された、気候変動に関する政府間パネルの略称)は、多量の数の学術的報告を集めて評価を行い、21世紀末までに地球の平均気温が約3度、海面が約65cm上昇するとの具体的予測を発表し、地球温暖化説が定着しはじめました 。

その後、1992年6月にリオデジャネイロで開かれた環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)では、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目標とする 「気候変動枠組条約」が採択され、国際政治は全世界規模での地球温暖化対策が議題に上り始めました。

1995年から毎年、気候変動枠組条約に基づき、
COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)が開催されています。

そんな中、1999年、CAN(気候行動ネットワーク)が
COP5(国連気候変動枠組条約第5回締約国会議)の会期中から評価公表を行うようになりました。

そのCANは、気候変動に関する情報や対策強化のための戦略を共有し、
各国政府やメディアに対して働きかけを行っています。

専門性にもとづく調査・分析によって、
温暖化防止の国際制度について提言を行うとともに、
対策に消極的な国の政府を批判することで国際交渉を後押ししています。

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なぜ受賞する?

私たちは今、世界的に気温の上昇を抑える事ができるかどうかの分岐点にいます。
その上昇を抑える為の重要な政策の1つが石炭火力の廃止と考えられています。

気候変動問題の対策に消極的な国を公表する事で、
その国に対して対策の実施を促し、気候変動問題の解決をはかっております。

受賞した国の立場からすると
「短期的ではなく、長期目線で判断して欲しい」
との思いがあるかもしれませんね。

化石賞、日本はなぜ受賞したのか?1回目、2回目の理由を調査!

交渉

なぜ受賞したのか?

日本の受賞理由は、首脳級会合に登壇した岸田首相が、「アジアを中心に、再エネを最大限導入しながら、クリーンエネルギーへの移行を推進し、脱炭素社会を創り上げる」と表明しましたが、その表明の中で「既存の火力発電をゼロエミッション化し活用す事も必要」と言及したためです。

その為、CANは、地球温暖化防止交渉に後ろ向きな発言だとして公表、化石賞の受賞となりました。

1回目、2回目の理由は?

CANがCOP5から公表するようになりました。

その1回目(COP5)や2回目(COP7)で地球温暖化対策に対する姿勢が消極的な国として化石賞を受賞しました。その後も受賞し、今年(2021年)開催のCOP26の会期中でも受賞しております。

まとめ

過去に何度も化石賞を受賞した日本。

しかし、今年(2021年)のCOP26での岸田首相が発言したように「アジアを中心に再エネを最大限導入しながら、クリーンエネルギーへの移行を推進し、脱炭素社会を創る」と言っているので、有言実行してもらえればと思っております。

また、脱炭素社会が実現でき、「昔、こんな事が言われていたね」と言える社会であってほしいと思います。

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