つい忘れがちな照明のつけっぱなし。
照明は、日常生活において、
必要不可欠な存在になっていますね。
いろんなシーンがありますが、
照明の1時間の電気のつけっぱなしで、
どのくらいの電気代になるのか、
例をあげて計算してみました。
ごく一般的な蛍光灯(8畳リビング)で、2.025円。
LED照明の場合は、1.215円になります。
もう少し細かくみてみると、
LED40Wなら1.08円・LED60Wなら1.62円になります。
蛍光灯と比較すると、
安くなっているのが分かりますね。
その差はおおよそ40%です。
計算方法としては、
〈電球のワット数×時間÷1000×電力量単価〉です。
※最後の電力量単価は、
契約プランによって変わりますので、
各家庭の電力会社の電力単価を確認してください。
そこで今回は、
蛍光灯・LED・白熱電球の節約方法や
メリット、デメリットを紹介していきます。
電気代節約は照明器具の変更で。LEDと白熱電球・蛍光灯の違い
LED・白熱電球・蛍光灯の大きな違いは、寿命です。
LEDの寿命は、約4万時間、
白熱電球は、1000~2000時間、
蛍光灯は、1万3000時間と言われています。
例えば、1日に10時間使用したとしたら、
白熱電球は3ヶ月~6か月、
蛍光灯は、約3年、LEDは、
なんと約11年も持つ計算になります。
白熱電球は、主にスポットライトに適しています。
小型で軽量なのが特徴的で、調光が可能です。
しかし、省エネ効果はないので
エネルギーの放出が多く、
ほとんどのメーカーでは製造を中止しています。
蛍光灯は、一般的な室内の照明として
使われているのがほとんどです。
通常の生活で使う範囲ならば、
1年以上は使えます。
光の色もさまざまで、
用途によって使い分けができるのがいいですね。
LEDは、寿命も長く光も強い上、
照明によっての美術品の劣化など
起こりにくいとされている優れものです。
室内の照明、スポットライト、街灯と
幅広い用途で使用できます。
LED照明は電気代節約にお勧め!メリットデメリットを紹介!
優秀なLED照明ですが、
メリットばかりではありません。
LED照明を使用する際の、
メリット・デメリット併せてまとめてみました。
そもそもLEDとは「Light Emitting Diode」の略です。
電気を流して、発光するという意味ですね!
▽ メリット
・消費電力が少なく、熱くなりにくい
・電気代が安い
・紫外線がないため、虫が集まりにくい
なんといっても、
寿命の長さが最大のメリットです。
いちいち電気を買い替えるという
面倒な作業が減るのはうれしいですよね。
二つ目に、電気代が安くなるということ。
白熱電球と比べると、
年間で5000円近くも
お得になることが分かっています。
三つ目に、熱を放出しにくいことから、
二酸化炭素が減ると言われています。
地球温暖化改善にも繋がるので
環境にも優しいですね。
四つ目に、虫が集まりにくいということ。
夜間に、電灯に集まる虫たち…
ちょっと気持ち悪いですよね!
実は、虫が集まるのは、
紫外線に引き寄せられているためで、
LEDはその紫外線がほとんどないため、
集まりにくいとされています。
▽デメリット
・暗く感じる
・熱に弱い
・重量がある
同じサイズの蛍光灯と比べると、価格は高いです。
LED導入のために、工事が必要な場合も出てきます。
しかし、コスパが悪いわけではなく、
最初のコストがかかっても、
長い目でみるとお得だということです!
二つ目の、暗く感じるのは「紫外線がほとんどない」ため。
角度や場所によって、明るさに差がでてしまうようです。
そんな不満の改善のために、
蛍光灯と変わらない明るさのLEDも
販売されつつあるので、
今後、そのような心配はいらなさそうですね。
三つ目に、熱に弱いこと。
お風呂場や、熱がこもるようなところでは
不向きとされています。
損傷する可能性があるので、注意が必要です。
四つ目は、重量感。
白熱電球の約3倍で、
蛍光灯の1.5倍ほどの重さになります。
最近でも、軽量化が進んでいるので
今後の心配は軽減されると思われます。
まとめ
- LED照明1時間使用した場合は、1.215円で蛍光灯より40%近くお得
- 電気代が安く、寿命も長い優れモノ
- 初期コストが高いのがデメリット
- 長い目でみると、LEDが一番お得
今回は、LED・白熱電球・蛍光灯の違いと、
LEDのメリットデメリットについてまとめてみました。
LEDのデメリットも、改善されているので、
今後はとても使いやすい照明になりますね。
環境にも優しいので、まだの人は検討してみては?