公道と私道の違いって?調べ方や不動産価値へ影響するのか?調査!

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公道と私道の違いってどうやって調べるのか?
その調べ方は2つの方法があります。

私達が生活をしている家、アパートやマンション、一戸建てが建築されている土地には必ず道路が隣接していますね。

最も、道路が隣接していない土地は、建築基準法で定められていますから売買することは色々と難しいようです。

分譲された土地を購入した場合、道路の区分は分かり易いのですが、古くから住んでいて整地されていない土地に隣接した道路ですと、公道だと思っていたものが実は私道だった、ということはよくあります。

「昔から、こうだったから」と放置しておくと、後々になってトラブルになることも少なくありませんので、「もしかしたら?!」と思ったら調べることをお勧めします。

では、どうやって調べたら良いのでしょうか?

【2つの調べ方】

(1)各自治体の役所へ行って確認する
市・区役所等の「道路関係」の窓口へ、対象の「地番」を伝えて周辺の道路について聞く方法。

(2)構図で調べる
構図とは法務局に備え付けられている図面です。
土地の大まかな位置や形状を表した図面で、法的なものになります。
公道には「」と書いてあり、私道には地番が入っています。

正確な情報を必要とする場合、自治体と法務局どちらも調査した方が良いでしょう。
なぜなら、ときどき情報が違う場合があるからです。
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公道と私道って何が違うの?どうやって見分けるの?

公道私道1
公道と私道の違いは、道路になっている土地の所有者の違いです!

一言に道路と言っても色々有りますね。
幅員の広いものや、舗装されていないもの、近隣住人が通る道として自然発生的にできた、人1人分がやっと通れるあぜ道など様々です。

これらの道路ですが、幅員が広く交通量が多かったり、高速道路のように明らかに『公道』だと分かるものもあれば、近隣住人が通れることで自然発生的にできた道路は公道か私道か分かり難いですよね。

これを調べるには法務局で『所有者』を調べれば公道か私道かが分かります。

所有者が国や地方自治体などの公共機関であれば公道。
また個人や企業などが所有者している場合は私道となります。

もし、あなたの所有してる土地と地続きだったら、法的に不利益が生じているかもしれませんから、法務局へ行って所有者を調べることをお勧めします。

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公道ではなく私道だったら不動産の価値に影響してしまう?

公道私道2
もし公道ではなく私道だったら不動産の価値に影響します!

最近では、後継ぎがいなくなってしまった田んぼや畑などを不動産業者や 建築業者が土地を買い上げて整地して分譲して販売するケースを多く見かけます。この場合でしたら公道・私道の心配はいりません。

しかし、一箇所に先祖代々ずっと住んでいる土地だったり、東京都内の下町のように路地が多いところは、公道・私道の区別は難しいこともあります。

このような場合は法務局に行って所有者を調べて公道か私道かをはっきりさせておきましょう。

もし、公道だと思っていた道路が「あなた所有の私道」だったら、あなたは払わなくていい固定資産税を払っていたかもしれません。

あなたの所有となっている私道を不特定多数の人が利用していた場合、法律で「評価しない」ことになっています。

また、行き止まりの私道で、特定の人が利用している場合は「宅地の評価の30%」で評価する、と定められています。

もしかして?と思ったら調べてみるといいですね。

まとめ

自分所有の私道を不特定多数の人が通ることで「評価されない」ことを知らずにいると、固定資産税を払い続けているだけではなく、相続税にも関わってきます。

「もしかして?」と思ったら法務局へ行き、地番から構図を閲覧して、構図はコピーできますから、あと登記簿謄本を取り(閲覧、コピー、登記簿謄本どちらも有料)然るべきところへ相談しに行くことをお勧めします。

ハッキリさせておけば、子孫たちも困らなくなりますよ!

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